物流業でよく聞くリードタイムとは?種類や短縮するメリットをご紹介
2020.07.25
物流においてリードタイムという言葉が、近年、頻繁に使われるようになっています。
リードタイムは一般的に「納期」として使われますが、立場や状況によって解釈方法が異なるので注意が必要です。
リードタイムの種類と、短縮するメリットについてご紹介しますので、貸倉庫を検討中であれば、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【物流におけるリードタイムの種類とは?】
物流におけるリードタイムとは、「受注から納品の期間」が一般的な意味で、大きく4種類の場面に分類されて微妙に意味が異なります。
使われる現場や立場によって、始まりと終わりの解釈が違ってくるので注意が必要です。
主な4種類の業種や背景についてみていきましょう。
▼生産
生産で使われる際には、生産開始から完了までか、生産開始から納入完了までのどちらかをさします。
生産業と物流業は密接なだけに、生産業の場でも頻繁に利用される言葉です。
▼配送
配送では、一般的に受注から納品までの期間をさしますが、狭義の意味では、配送から配達完了までを表現する場合もあります。
▼調達
生産における原料調達までの準備期間もリードタイムといわれます。
外注して調達するケースでは、発注から納品までの期間をさしますよ。
▼外注
外注では、受注から納品までの期間をさし、業務上の必要物品をオーダーする場合に使われます。
【物流におけるリードタイムを短縮するメリットとは?】
物流におけるリードタイムを短縮するメリットとは、さまざまな利益をより多く得られる点です。
お客様のもとへ商品を早く届け、顧客満足度をあげられる点をはじめ、期間の短縮は各種業種において、さまざまな利益をあげるメリットがあります。
具体的なメリットを以下で3つみていきましょう。
▼収益アップ
短期間で注文を処理するので収益があがりやすく、余った時間と収益から新たなサービスを展開でき、さらに利益をあげる好循環をうみます。
▼従業員のモチベーションアップ
期間を短く設定されると、効率化の検討など、作業への意識が変化して、従業員のモチベーションアップにつながります。
▼鮮度の維持
在庫の入れ替えが早く、保管期間が短くなるので、鮮度を維持したまま商品を届けられます。
【まとめ】
物流におけるリードタイムとは、幅広くは納期をさしますが、業種や状況によって意味は微妙に異なります。
納期スタートの概念が受注時だったり発注時だったり、立場によって違うので、仕事でのやり取りには注意しましょう。
リードタイムの詳細を覚えて、ぜひ貸倉庫探しにも役立ててみてくださいね。
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