工場に虫を侵入させたくない!製品を守る防虫対策とは?
2020.12.07
窓をしっかり閉めているのに、なぜか家のなかに虫がいることがありますよね。
虫は小さなすき間からでも侵入するので、工場で製造業を営んでいる方にとっては、万が一製品に紛れ込んだ場合、品質・信用を下げる大きな問題になります。
そこで今回は、工場や倉庫を借りたい方へ向けて、虫の侵入を防ぐ対策とはどのようなものなのかを解説します。
【工場に侵入する虫を防ぐためにやっておくべき対策とは?】
外から工場のなかへ虫を侵入させないために、まずは出入り口となる場所の対策を考えてみましょう。
では簡単にできる対策をいくつかご紹介します。
- 工場のまわりに殺虫剤をまく
- シャッターや隙間をふさぐ
工場のまわりに生息している可能性があるので、まずは発生源に対して殺虫剤をまきましょう。
また扉やシャッターの隙間は格好の入り口になるので、しっかり防いでください。
隙間をふさぐスポンジやゴムが売られていますが、ブラシタイプがおすすめです!
さらに「エアーカーテン」や「捕虫器」のような設備を導入すると、より効果的ですよ。
<エアーカーテンとは>
簡単にいえば「空気のカーテン」で、気流の幕によって空気の移動を遮断する設備です。
頻繁に人が出入りする場所や、荷物を搬入・搬出するシャッター付近に設置し、風の向きや強さで、シャットアウトします。
<捕虫器とは>
光に集まる虫の習性を利用して、ライトで誘引し、粘着テープや高電圧で撃退します。
このように、虫の侵入を防ぐ有効な対策とは、まず出入り口でシャットアウトすることですから、工場で取り入れられる方法を検討してみてくださいね。
【工場にはどんな虫が入るの?侵入経路とは?】
そもそも工場にはどのような虫が侵入してくるのでしょうか。
虫の種類を知ることで、侵入経路の把握ができ、対策しやすくなりますよ。
<飛んでくるもの>
ガやハエなどは風に乗って侵入します。
風が入る場所をふさいだり、空気の流れを利用したりすることで、侵入を防ぎましょう。
<歩いてくるもの>
ゴキブリ・アリなどは床を歩いて、また壁をつたって侵入します。
隙間をふさいだり、ひそんでいそうな場所には捕獲するグッズを置いたりすることで、撃退できます。
<排水溝から発生するもの>
コバエや蚊などは、外から飛んでくるだけでなく、排水溝から発生する場合があります。
侵入経路をふさぐだけでは駆除できませんから、常に排水溝を清潔にしておくことが大切です。
<人や荷物についてくるもの>
あらゆる種類の虫が侵入する可能性があります。
入り口付近や荷物を搬入する場所では、入念にチェックをおこなってください。
【まとめ】
工場で生産または梱包した大切な商品に虫が混入することは、しっかりと対策をすれば防げます。
虫を侵入させないために、まずは侵入経路を把握し、ふさぐことからはじめましょう。
外からの侵入だけでなく、工場内で発生する虫もいるので、排水溝を中心にしっかり掃除して、常に清潔にしておくように心がけてくださいね。
貸し倉庫貸し工場サーチでは関西の貸し倉庫・貸し工場をご紹介しています。
倉庫・工場をお探しの方はぜひお任せください。