モノづくりのまちとして知られている東大阪市とは
2021.02.26
大阪府東大阪市はモノづくりのまちとして全国的に知られています。
この記事では、モノづくりのまちとして有名な東大阪市とはどのような地域なのかをご紹介します。
企業・工場で取り組まれているモノづくりの特徴や、東大阪市発祥のブランドにも触れているので、東大阪市に興味のある方はぜひ参考にしてください。
モノづくりのまちとして知られている東大阪市とは~モノづくりの特徴~
東大阪市がモノづくりのまちとされる理由としては、まず全国でもトップクラスの工場数である点が挙げられます。
事業所の数は約6000にのぼり、全国の主要都市と比較してもかなり密度が高くなっています。
事業所数では全国5位、事業所密度では全国1位です。
そして基盤技術が集積している地域の特性もあって多種多様な製品が生まれています。
国内外からも「何でもつくれる東大阪」「何でもそろう東大阪」と高い評価を得ている地域です。
業種としては金属製品関係がもっとも多く、次に生産用機械用品やプラスチック製品が多いです。
また、地域独自のネットワークがつくられている点も特徴です。
東大阪市でモノづくりに取り組んでいる企業は大企業との系列をもっていないことがほとんどで、そのため地域内で企業同士の密接な関係が築かれています。
ネットワーク内で分業システムが構築されることで、企業の各々が専門分野に特化し高度な技術を獲得できているのです。
モノづくりのまちとして知られている東大阪市とは~東大阪発のブランド~
東大阪市では中核企業の高度な技術を利用して、地域発のブランド製品も生まれています。
「ナンバーワン」「オンリーワン」「プラスアルファ」と3つある基準のうち、いずれかを満たした製品は「東大阪ブランド」と正式に認められ、東大阪市独自のブランドマークが与えられます。
市全体でモノづくりを盛り上げて、魅力的な製品が生まれることをうながすための取り組みです。
東大阪ブランドとして認定されている製品の例としては、ダイヤ菊水印六角ボルトや洗浄小町が有名です。
六角ボルトとは金剛鋲螺株式会社が製作しているネジで、新幹線やマンホールなどわたしたちの生活においてさまざまな面で利用されています。
部品加工をおこなっている中農製作所が製作している洗浄小町は、部品の生産性向上を目指して開発された水系・小型部品洗浄器です。
開発企業自体が部品加工に携わっているので、作業効率アップにつながる性能が追及されています。
業界最小クラスの軽量設計でありながら、他者の洗浄機よりも低価格での販売を達成しています。
まとめ
以上、モノづくりのまちとして有名な東大阪市とはどのような地域なのかをご紹介しました。
東大阪市は全国トップクラスの事業所の数と密度、密接な企業ネットワークが特徴です。
ダイヤ菊水印六角ボルトや洗浄小町といった高度な技術は「東大阪ブランド」として、わたしたちの生活を支えています。
大阪府東大阪市に興味がある方はぜひ参考にしてください。
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