賃貸の倉庫契約にもおすすめ!スケルトン物件のメリット・デメリットとは?
2021.09.15
スケルトン物件とは、室内の内装などが何も施されていない、建物の躯体がむき出しとなった状態の物件です。
賃貸の倉庫契約をご検討中の方のなかには、スケルトン物件に興味を持たれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、スケルトン物件のメリットとデメリットについて解説します。
賃貸の倉庫契約にもおすすめ!スケルトン物件のメリットとは?
冒頭でも説明したように、スケルトン物件は建物の躯体以外何もない、まっさらな状態の物件です。
そのため、建物のレイアウトを一から自由に決められます。
倉庫契約の目的や事業のコンセプトに合わせ、自分が思い描く理想どおりの内装にできることは、スケルトン物件のもっとも大きなメリットと言えるでしょう。
また、スケルトン物件は賃貸物件のなかでもっとも多い物件であるため、豊富な選択肢のなかから選べます。
そのため自分の理想に近い物件も見つけやすいでしょう。
さらに、設備の管理がしやすい点もメリットのひとつです。
たとえば、居抜き物件では、残された設備の取り扱い説明書や保証書がなかったり、メンテナンス時期が不明であったりするケースが多くあります。
その点、スケルトン物件であれば設備も一からの新調となるため、取扱説明書や保証書もすべて揃い、メンテナンス時期も確実に把握できます。
万が一故障した場合にも、保証期間内であれば費用をかけずに修理可能です。
賃貸の倉庫契約にもおすすめ!スケルトン物件のデメリットとは?
スケルトン物件には上記のようなメリットがある一方で、注意が必要なデメリットもいくつかあります。
まず、スケルトン物件は内装工事をする以前に、空調工事や電気工事から始めなくてはならない物件がほとんどです。
それらすべての工事を完了するまでには3か月~半年程の期間を要するため、事業を開始するまでに長い時間がかかります。
そのうえ賃貸契約ですので、利益がまったくない状態のなかで、賃料のみが発生する状態が数か月続くことも理解しておかなくてはなりません。
また、すべて一から作り上げるため、初期費用も膨らみます。
さらに、内装にこだわればこだわるほど、退去時にかかる解体費用が高額になるでしょう。
まとめ
スケルトン物件のメリットデメリットについて解説しました。
自分の理想どおりの内装や設備を導入できることは、スケルトン物件の大きな魅力であり、かつメリットです。
賃貸の倉庫契約を希望する際は、工事期間や費用面でのデメリットを考慮しつつ、ぜひスケルトン物件を候補のひとつに検討してみてはいかがでしょうか。
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