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貸倉庫賃料の仕訳の勘定科目は「地代家賃」だけ?確定申告の例もご紹介

貸倉庫賃料の仕訳の勘定科目は「地代家賃」だけ?確定申告の例もご紹介

事業をされている方が貸倉庫を借りるとき、その賃料はどのように仕訳したら良いのでしょうか。

貸倉庫の家賃は経費として計上できるので、税金を減らすことが可能です。

今回は、貸倉庫の家賃や賃借料を支払ったときの仕訳方法と確定申告のための記帳例についてご紹介します。

貸倉庫の賃料は勘定科目「地代家賃」として仕訳する?


貸倉庫やトランクルームのなどの家賃は一般的に、勘定科目「地代家賃」として経費として仕訳します。


地代家賃は、オフィス・店舗の家賃や、月極駐車場などの料金などの出費を仕訳するときに使用され、倉庫の場合も完全個室であれば適用可能です。

他にも20万円未満の礼金や更新料、管理費、共益費なども地代家賃として仕訳することが可能です。

貸倉庫の家賃の仕訳に使える勘定科目は「地代家賃」だけでなく「賃借料」「保管料」などもあります。

「賃借料」は工作機やOA機器のリース代金やレンタカーなどに使用される勘定科目です。


貸倉庫の家賃にも適用されますが、事業の内容を細かく把握するためには、「地代家賃」として仕訳することをおすすめします。

「保管料」はその名前からイメージされるとおり、倉庫に保管するための出費のことです。

なお、ご紹介した3つの勘定科目、どれにしなければならないという決まりはありません。

仕訳はお金の流れを把握することが目的なので、混乱がおこらないように、どの勘定科目を使用するのかルールを決めておくことをおすすめします。

貸倉庫の賃料は地代家賃として仕訳する?確定申告のための記帳例


確定申告で使用する帳簿を作成するために、具体的な仕訳方法と記帳例についてご紹介していきます。

まず、毎月100,000万円の家賃を貸倉庫に普通預金から振替で支払っている場合に「地代家賃」として仕訳する場合です。

借方:地代家賃 100,000

貸方:普通預金 100,000

摘要:2022年○月分貸倉庫家賃

「賃借料」や「保管料」として仕訳する場合も、上記と同様になります。

また、倉庫を半分プライベートで使用している場合は、以下のように家事按分して仕訳します。

借方:地代家賃 50,000円、事業主貸 50,000

貸方:普通預金 100,000

摘要:2022年○月分貸倉庫家賃(家事按分50%

上記のように仕訳することで、賃料の半分である50,000円を経費として計上することができます。

まとめ


今回は、貸倉庫の家賃を支払ったときの仕訳方法と確定申告のための記帳例についてご紹介しました。


貸倉庫の家賃は経費とすることができますが、勘定科目をいくつかのなかから選ぶことができます。


確定申告のときに納税額を間違えてしまうことのないように、しっかりとルールを決めて仕訳をおこないましょう。


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