自動車整備工場として貸工場を利用するときの探し方のポイントとは?
2022.11.08
貸工場はさまざまな用途で利用されますが、自動車整備工場として利用されるケースも多いです。
貸工場を探すとき、どんな物件が自動車工場に最適なのでしょうか。
今回は自動車整備工場として貸工場を利用したい方に向けて、自動車整備業とはなにかと良い物件の探し方についてご紹介します。
貸工場を探している方へ!そもそも自動車整備工場とは?
自動車整備工場とは、自動車の解体や修理などの自動車整備業をおこなう工場です。
自動車整備業の正式名称は「自動車分解整備業」で、エンジンや走行装置を解体して修理をおこないます。
また、自動車整備工場には、認証工場と指定工場の2種類があります。
認証工場と指定工場の違いは検査ラインの有無で、指定工場には検査ラインがあるので車検を自社工場で完了することが可能です。
そのため、指定工場は民間車検場とも呼ばれます。
貸工場で自動車整備工場を開業したい場合、行政上の手続きが必要で、地方運輸局の認証を受けなければなりません。
貸工場のある都道府県の運輸支局へ申し出をおこない、審査に通過すると認証を受けることができます。
指定工場としての認証を受けるためには、自動車整備士の資格を有する従業員の比率や必要な作業機械の品目が多く、より基準が厳しくなっています。
自動車整備工場に最適な貸工場の探し方と必要な設備
次に、貸工場で自動車整備工場を開業したい場合の、物件の探し方のポイントについてご紹介します。
貸工場を探すうえでもっとも重要なのが、自社の事業計画に合致した工場であることです。
確保したい作業場の面積や必要な設備がそろっているかなど、貸工場に求める条件をまとめて探してみましょう。
運輸局から認証を受けるための基準をクリアできるのかも、重要なポイントです。
また、貸工場を探すときは用途地域にも注意が必要です。
用途地域とは、都市の健全な発展を目的として、建てられる建物の種類や大きさを制限した13のエリアのことです。
自動車整備工場では、騒音や振動などが住民トラブルに発生するリスクもあるので、周辺に住宅街などのない工場が稼働しやすい用途地域がおすすめです。
具体的には、準工業地域、工業地域、工業専用地域の3つの用途地域で、騒音や稼働時間の規制などもそれぞれ異なります。
まとめ
今回は自動車整備工場として貸工場を利用したい方に向けて、自動車整備業とはなにかと良い物件の探し方についてご紹介しました。
自動車整備工場として貸倉庫を探す場合、事業計画に沿った条件を満たしているのか、運輸局の認証を受けられるのかがポイントとなります。
自動車整備工場のための貸工場をお探しの方は、ぜひ弊社までご相談ください。
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