貸倉庫でおすすめの業務用エアコンの種類は?選び方のポイントは?
2023.06.03
夏の貸倉庫は温度が上がりやすいため、倉庫で保管する荷物の品質を保ち、スタッフの熱中症のリスクを下げるには、業務用エアコンが必要です。
貸倉庫の業務用エアコンの選び方には、どのようなポイントがあるのでしょうか。
今回は貸倉庫を検討されている方に向けて、貸倉庫に設置する業務用エアコンの種類と選び方についてご紹介します。
貸倉庫に設置する業務用エアコンの種類は?どのタイプがおすすめ?
一般的に貸倉庫に設置される業務用エアコンの形には、天井埋め込み型、天井吊り下げ型、壁掛け型、床置き型の4種類があります。
そして天井埋め込み型には、さらにカセット型とダクト型、ビルトイン型の3種類があり、外観やデザイン性に違いがあります。
天井埋め込み型は外観を損なうことなくすっきりと設置できますが、設置コストは高めです。
天井吊り下げ型は、天井にエアコンを埋め込むのが難しい建物で選ばれるタイプで、天井が高い倉庫や工場でよく導入されています。
壁掛け型は、家庭用に設置されるエアコンと同じ形状ですが、業務用はよりパワーがあり、天井に設置するエアコンと比較してコストを抑えられるのが特徴です。
そして、もっとも設置コストが安いのが床に置いて設置する床置き型で、気軽に導入できメンテナンスもしやすいので店舗や工場などさまざまな場所で設置されています。
貸倉庫に設置する業務用エアコンの選び方のポイントは?
貸倉庫に設置する業務用エアコンの選び方のポイントは、馬力と種類の2つに注目することです。
貸倉庫の床面積に熱負荷をかけると、大まかな冷暖房負荷が算出できます。
詳細な冷暖房負荷を算出するには、外壁からの負荷や照明による室内の発熱などさまざまな要素を配慮する必要があるため、専門家に依頼するのがおすすめです。
冷暖房負荷を算出することで、貸倉庫の床面積に最適な馬力がわかります。
貸倉庫は面積が広いことが多いため、最適な馬力のエアコンを設置しないと、エアコンを設置したものの、なかなか効かないという事態になってしまいます。
エアコンの馬力が決まったら、先ほどご紹介した業務用エアコンの種類から、最適な形を選びましょう。
また、業務用エアコンには、家庭用エアコンと同様にさまざまな機能があります。
空気清浄機能やセンサー機能、自動お掃除機能、省エネ機能など、貸倉庫に必要な機能のコストを考慮して選択しましょう。
まとめ
今回は貸倉庫を検討されている方に向けて、貸倉庫に設置する業務用エアコンの種類と選び方についてご紹介しました。
貸倉庫に設置する業務用エアコンでは、天井吊り下げ型が選ばれることが多いです。
しっかりと空調が効くようにするためには、貸倉庫の床面積から必要な馬力を計算しましょう。
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