貸倉庫の管理会社はテナント集客力やトラブル対応に強いところを選ぼう!
2019.05.05
アパートやマンションでは、住人の方が快適に暮らせるように、管理会社が大家さんに代わって管理業務を行ないます。
そして、それは貸倉庫を営む場合も同じで、管理会社の対応次第で安定した収益を上げることができます。
今回は、安定した貸倉庫の運営に欠かせない管理会社の役割についてご紹介します。
【貸倉庫の管理会社は何をする?】
貸倉庫の管理を請け負う管理会社は、主に以下の業務を行ないます。
・テナント募集および審査
インターネットや自社サイト・看板など、あらゆるツールを使って貸倉庫を借りたいと希望するテナントを募集し、借り手が見つかったら審査を行ないます。
・賃貸借契約書および覚書の作成
審査を通過したら、テナントと結ぶ賃貸借契約書と覚書を作成します。
・テナントからのクレーム対応やトラブル処理
「設備が壊れた」「雨漏りがしている」などのクレームや、倉庫から出る作業音やにおいなどが原因で近隣地域とトラブルが起きた時などは、問題解決のために迅速な対応を行ないます。
・賃料を滞納しているテナントへの督促
賃料の滞納が続くテナントには、電話・訪問・内容証明郵便の送付など可能な限りの対応を行ない、支払ってくれ
よう督促します。
・契約解除手続き
賃貸借契約の解除が決まったら、解約のための手続きを進めます。
また、契約解除時は原状回復に関するトラブルが起きやすいため、スムーズに物件を明け渡していただけるよう調整を行ないます。
・経年劣化が目立ってきた物件の修繕や設備交換などの提案
貸倉庫も居住用賃貸物件と同じく、経年劣化が目立ってきたら適切な修繕が欠かせません。
どのタイミングでどのような修繕を行うと良いかアドバイスします。
【貸倉庫を任せる管理会社はどこでも同じ…ではない!】
先ほどご紹介したように、貸倉庫の管理会社が行なう業務は多岐にわたります。
特に貸倉庫は、複数の部屋があるアパートやマンションと違って一棟丸ごと貸し出すため、一度空きが出ると収益が大きく減ってしまう恐れがあります。
また、せっかく新しいテナントの入居が決まっても、管理会社の対応の悪さが原因で短期間で契約を解除されてしまっても意味がありません。
貸倉庫のように事業に特化した物件を扱う場合は、より専門的な知識やノウハウ、そして情報発信力・集客力・物件管理力が必要不可欠です。
そのため管理会社を選ぶ際は、管理委託の手数料の安さだけで判断するのではなく、いかに「貸倉庫の管理に長けているか」を基準に選ぶようにしましょう。
【まとめ】
貸倉庫の管理は、「どこに頼んでも同じだろう」と安易に判断すると、当初の計画より収益が下がり、賃貸経営に失敗してしまう恐れがあります。
現在貸倉庫をお持ちの大家さんで、管理会社選びに迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
大阪府をはじめ、関西圏で貸倉庫の管理を任せる不動産会社をお探しなら、貸し倉庫・貸し工場SEARCHまでぜひご相談ください。