貸倉庫の保管効率を改善したい方へ!スペースのロスを減らすには?
貸倉庫でなるべく多くの荷物を保管するためには、無駄なスペースを削減することが重要です。
保管効率を上げるためには、どのようなポイントを押さえれば良いのでしょうか。
今回は貸倉庫のスペースを最大限に使用するための、保管効率の改善方法についてご紹介します。
貸倉庫の保管効率をアップ!貸倉庫のスペースの把握方法
貸倉庫の保管率をアップするには、まずは保管する荷物に対して必要な、スペースの把握から始めましょう。
理論的に使用可能なスペースと、実際に使用しているスペースのギャップを埋めることで、保管効率を上げることができます。
まずは、理論的に使用可能なスペースを計算します。
保管するアイテムのサイズから、必要なラックやパレット数を把握しましょう。
ラックの幅と収納できるパレット数、作業のために確保する通路のサイズなどから、消費スペースを算出することができます。
倉庫での荷物の保管する際は平置きにするかラックを使用することが一般的ですが、アイテムのサイズによって保管方法が異なるので、計算するときは注意が必要です。
一方、実際に使用しているスペースについては、スペースに対してアイテムが小さい場合でも、そのアイテムのために確保されているスペースは「実際に使用しているスペース」と考えます。
これらを踏まえて計算した結果、理論値よりも実際に使用しているスペースのほうが大きいのであれば、ロスが多いということになります。
貸倉庫のスペースロスを減らして保管効率を改善するには?
荷物の理想的な消費スペースを把握した結果、ロスが多いことがわかったらどのように改善すれば良いのでしょうか。
ロスが発生しているケースとして多いのは、「立体的に使用できていない」「荷物と荷物のあいだに隙間がある」「使用する保管什器が合っていない」などが挙げられます。
たとえば、大きめの荷物を保管するための重量ラックに小さい荷物を置いている場合は、スペースの無駄になります。
小さな部品などを保管するのであれば、ラック内に間仕切りなどを利用すれば無駄なく保管することができます。
そのほか、作業通路をトンネル状にすれば、通路の上にも収納できるようになるので、縦の空間を最大限に利用できます。
また、貸倉庫では保管効率だけではなく、ピッキングなどの作業効率も重視する必要があります。
保管効率の向上だけを目指して収納してしまうと、荷物が取り出しにくくなり、作業効率は低下する可能性があります。
保管効率と作業効率のどちらも損なわないために、商品のサイズだけでなく、出荷頻度や種類で分類して収納することがポイントです。
ピッキングなどの作業動線にあわせて、保管場所をレイアウトするのもおすすめです。
まとめ
今回は貸倉庫のスペースを最大限に使用するために、保管効率の改善方法についてご紹介しました。
貸倉庫では、保管するアイテム数やサイズから必要な保管スペースを把握することで、保管効率を向上させることができます。
保管効率だけでなく、作業効率も考慮しながら荷物の分類をしていくことがポイントです。
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