貸倉庫とトランクルームの違いとは？それぞれのメリット・デメリット

貸倉庫とトランクルームは、どちらも荷物を預ける場所ではありますが、どのような違いがあるのでしょうか。

似た印象を受ける二つですが、実は契約形態やサービスに大きな違いがあります。

今回は貸倉庫を借りることを検討されている方に向けて、貸倉庫とトランクルームとはなにか、その違いとそれぞれのメリット・デメリットについてご紹介します。

貸倉庫とトランクルームとは？二つの違いは？

まず貸倉庫とは、レンタル倉庫とも呼ばれ、賃貸借契約を結んで利用するのが特徴です。

一方でトランクルームは、委託契約を締結して荷物の保管を依頼します。

このように貸倉庫とトランクルームでは、契約形態が異なります。

つまり貸倉庫は場所を借りるのに対し、トランクルームは荷物の保管を依頼するということです。

そのため、保管する荷物の責任が借りた本人にあるのが貸倉庫で、オーナー側にあるのがトランクルームです。

貸倉庫は自由度が高いことが特徴で、時間に関係なく荷物の出し入れができます。

一方でトランクルームには荷物の保障義務があり、荷物の劣化や盗難などを防ぐために、空調設備やセキュリティ設備も備わっていることが多いです。

貸倉庫とトランクルームのそれぞれのメリットとは？

まず貸倉庫のメリットは、大容量の荷物が大量に保管できるところです。

トランクルームよりも広いスペースを確保している倉庫が多く、屋外型の貸倉庫であれば費用が比較的安い点もメリットです。

多くの場合、荷物の出し入れが自由であるため、営業時間などを気にする必要はありません。

一方でトランクルームのメリットは、やはり預ける荷物の保障があるところでしょう。

プランやサービスも豊富で、ダンボールひと箱から預けることができるトランクルームもあります。

監視カメラが設置されており管理人が常駐しているなど、セキュリティ面でも充実していることが多いので、大切な荷物を保管するのに適しています。

貸倉庫とトランクルームのそれぞれのデメリットとは？

貸倉庫のデメリットは、環境によっては荷物の劣化や故障などのリスクがあることです。

セキュリティ面で不安を感じる場合は、ご自身で鍵を追加するなどの対策が必要です。

また、賃貸借契約なので保証人が必要になることがあり、手続きに手間がかかります。

一方、トランクルームのデメリットは、大量の荷物を預ける場合、貸倉庫よりも費用がかかることです。

大型の荷物は、預けること自体が難しい場合もあります。

また、荷物の出し入れに申請が必要なので、使用頻度の高いものを保管するのには適していないでしょう。

まとめ

今回は貸倉庫を借りることを検討されている方に向けて、貸倉庫とトランクルームとはなにか、その違いはそれぞれのメリット・デメリットについてご紹介しました。

貸倉庫とトランクルームは異なる特徴があるので、預ける荷物によって向き不向きがあります。

料金や利用方法も異なるので、利用する際はぜひ比較検討してみてください。

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