配送センターとは?配送センターに向いている賃貸倉庫の選び方
配送センターとは、商品を配送するための倉庫や物流施設のことです。
配送センターとして使用する賃貸倉庫を選ぶとき、どのようなポイントがあるのでしょうか。
今回は賃貸倉庫をお考えの方に向けて、配送センターとはなにか、配送センターの選び方についてご紹介します。
配送センターとはどんな倉庫?賃貸倉庫との違いについて
賃貸倉庫にはさまざまな種類がありますが、用途によって名称が異なります。
この記事のテーマである配送センターとは、商品を保管するだけではなく、出荷・配送を目的として一時的に保管する倉庫のことです。
入荷した商品をなるべく最短で出荷できれば効率が上がり、倉庫から消費者に届く間の商品が通過する場所というイメージです。
配送センターはトランスファーセンター、TCなどとも呼ばれ、厳密には倉庫と区別して扱われます。
倉庫はディストリビューションセンターと呼ばれ、商品を長期間保管するための保管機能が最優先であるのに対し、配送センターはピッキングや仕分けなどの配送作業に重点が置かれています。
また、配送センターは物流センターとも呼ばれることがあり、これらには明確な定義があるわけではありません。
しかし、一般的に運送業界では、配送センターは物流センターと比較して規模の小さい倉庫を指すことが多いです。
配送センターに向いている賃貸倉庫の選び方を知ろう
ご紹介してきたとおり、配送センターは商品を出荷するための物流施設のことで、いわゆる商品を保管するだけの倉庫とは性質が異なります。
そのため、賃貸倉庫を探すときも、配送センターの特性を活かせる物件という視点での選び方がおすすめです。
配送センターに向いている賃貸倉庫を探すとき、まずは立地条件と交通の便を重視しましょう。
配送の効率を上げるためには、配送エリア内に位置して、さらに交通アクセスが良いことが条件になります。
商品のピッキングをおこなって、トラックに荷物を詰め込むので、トラックが出入りしやすい間口の広さであるのかもチェックしましょう。
また、一般的な倉庫とは異なり、ピッキングや梱包などの倉庫内での作業もあるので、作業動線の良いレイアウトができるのかもチェックすべきポイントです。
その他、トラックの出入りが頻繁な配送センターの場合、周辺環境も重視しなければなりません。
住宅街などは騒音トラブルなどのリスクが高いので、用途地域を確認しておきましょう。
まとめ
今回は賃貸倉庫をお考えの方に向けて、配送センターとはなにか、配送センターの選び方についてご紹介しました。
配送センターとは、商品を出荷して配送する、顧客サービスにウェイトをおいた倉庫のことです。
賃貸倉庫を探すときは、立地条件や周辺環境、倉庫の広さなどから、配送センターに向いているのかを検討しましょう。
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