工場建設の流れ!基本計画から検査試験運転まで
2019.07.20
これから工場の建設を検討している方の中には、工場がどんな流れで建てられるのか知っておく必要があるでしょう。
そこで今回は、工場建設の流れと各工程のポイントを詳しく解説します。
工事がスムーズに進み、成功させるために重要なポイントを解説するので、ぜひ参考にしてください。
【工場を建設するまでの流れ!基本計画と詳細設計】
工場を建設する場合、施工の流れとして基礎工事を始める前に「構想」と「基本計画」を立てます。
「どんな工場を建設したいのか」、「工場内でどんな事業を展開するのか」など、コンセプトを具体化していきます。
工場建設の実績が豊富で信頼のおける建設業者に依頼し、建築基準法などの法令との整合性を測りながら工事費を決める話し合いなどを進める流れです。
話し合いで基本計画が決まったら、「基本設計」「詳細設計」へと進みます。
基本計画に沿って建物の構想図、フローシート、レイアウトなどを具体的に決めていく流れです。
詳細設計では、建築設計図や配線図といった施工に関わる部分を固めていきます。
基本設計と合わせて詳細設計を決めておくと流れがスムーズです。
また、この詳細設計が決定しないと、企業協力への依頼ができません。
したがって、工場建設の前段階でこの詳細設計は重要なポイントとなります。
詳細設計が決まったら、いよいよ工場建設に必要な資材や部材などを「調達・手配・発注」する流れに入ります。
資材や部材を発注する仕入先を選ぶ際には業者の実績に注目しましょう。
また、資材や部材はコストパフォーマンスを重視して選ぶのも大切です。
【工場建設の流れ!工程管理や厳しい検査が重要】
ここからは、いよいよ「工場建設」の段階へと入ります。
建設工事では、少しでも作業が滞ると大きな損害に繋がる恐れがあるため、工程管理が重要なポイントです。
また、作業に遅れが発生した際に素早い対応ができるかどうかも重要となります。
施工管理者としっかり意思疎通を取りながら建設工事を進めていくと、途中で問題や遅れが発生した際に最小限に抑えられます。
加えて、工場の建設工事においては建設業法の特定建設業許可が必要です。
工場建設の施工が完了したら「官庁検査」と「試験運転」を開始します。
この場合も工場建設の実績があり信頼のおける業者に依頼することで、厳しい検査を実施でき不具合があっても迅速に対応できるでしょう。
工場を本稼動した後に最も重要なのは、「保守点検」と「メンテナンス」になります。
稼働した工場を長く良い状態で維持するためには、後回しにせず早急に対応するようを心がけトラブル防止に努めましょう。
【まとめ】
工場を建設する際には、コンセプトを具体化する基本計画から工事完了後の検査までスムーズに進める必要があり、建設後の保守点検やメンテナンスも工場を維持していくためには重要になってきます。
もし不具合が生じても迅速に対応し最小限に抑えられるよう、工場建設の実績があり信頼ができる業者に依頼するのが大切です。
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