倉庫にはどのような種類がある?それぞれの特徴や保管できる物品を解説
倉庫の賃貸借契約をお考えの方のなかには、種類が多く、どの倉庫を利用すればいいのか迷われている方も多いのではないでしょうか。
とくに、近年では商品の保管だけでなく、物置代わりにレンタルするなど、さまざまな種類の倉庫が増えてきています。
そこで今回は、倉庫の種類と特徴、保管可能な物品について解説します。
倉庫の種類と特徴について
倉庫は大きく分けて「自家用倉庫」と「営業倉庫」の2種類があります。
まず自家用倉庫は、倉庫の所有者が自身の所有物を補完するための倉庫です。
そして、営業倉庫は利益を得るために、他社の所有物を倉庫で保管するもので、多くの種類があり、目的別に選択しなければなりません。
たとえば、衣類や日用品など幅広い物品に利用できるのは1類倉庫、燃えにくい物品は2類が適しています。
また、3類は燃えにくい陶器やガラスなどの製品を保管するための場所で、この他に野積倉庫や貯蔵倉庫・危険品倉庫・冷蔵倉庫があります。
それぞれに特徴があり、適した場所で保管するのが大切です。
なお、レンタル倉庫は、物置として気軽に使える一面はありますが、出入りが自由で荷物の保証がなく、セキュリティ対策が十分でないため、営業目的の使用はおすすめできません。
営業倉庫の種類や特徴と保管可能な物品について
営業倉庫は、企業や工場が営利目的でつかうために作られており、全部で9種類あります。
多くの企業で利用されている1類倉庫は耐火や防火・防湿・防水、そして防鼠対策がされていて、保管にあたり設けられた基準をクリアしています。
しかし、粉状や液状の物品・危険物などは預けられまでません。
また、1類から3類までは建屋ですが、その他は野外や水面などに仕分けられます。
具体的には、鉱物や土石・原木やレンガなど住宅に関したものなど、野外で保管できる物品を扱うのが野積倉庫です。
さらに、ガソリンや灯油などの危険物を保管する危険品倉庫、野菜や食肉・水産物用の冷蔵倉庫もあります。
また、水面に原木を浮かべて保管・管理するための水面倉庫もあり、扱う物品によって適した場所を利用することが大切です。
まとめ
倉庫には、大きく分けて「自家用倉庫」と「営業倉庫」の2つがあり、営業倉庫をより細かく分類すると9種類もあります。
なので、工場・倉庫の賃貸借契約を結ぶためには、特徴を理解したうえで、自分たちに必要な機能が揃っているか確認することが必要です。
また、個人で借りられるレンタルタイプはセキュリティ面で心配があるので営業目的で利用するのは控えたほうがいいでしょう。
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