工場や倉庫のシーリング工事とは?重要性や手順も
工場や倉庫を借りたい方に向けて、シーリング工事についてご紹介します。
シーリング工事とはなんなのか、その重要性や手順を詳しく見ていきましょう。
【工場に施すシーリング工事とは?重要性が高いもの?】
工場や倉庫を長持ちさせるためには、シーリング工事の重要性が高いといわれています。
そもそもシーリング工事とは、壁や窓枠などの隙間をシーリング材で埋めるための工事のことです。
シーリング工事の重要性が高い理由としては、隙間を埋めることで防水性を高めたり気密性を高めたりできるからです。
シーリング材は、伸縮する材質であるため、隙間を埋めるだけではなく建物を強くする効果も持っています。
工場を運営するうえで大敵となる雨水の侵入、地震や強風などから建物を守る役割を持ちます。
特に雨水の侵入に関しては、高価な機械や大切な商品が濡れてしまい大損失になりかねない問題なので、重要性が高まります。
地震や強風などに関しても、工場内の危険を防ぐためにも重要な役割を果たします。
シーリング工事は、最初だけすればいいものではなく定期的にメンテナンスが必要です。
シーリング材は、おもに太陽の光などが原因で年数とともに劣化していきます。
効果を十分に発揮させるためには、定期的にシーリング工事が必要になるということです。
5年ほどが目安となるため、定期的に工事をするといいでしょう。
【工場のシーリング工事とは?詳しい手順も】
シーリング工事は以下の手順でおこなわれます。
まずシーリング材とはなんなのか、種類から見ていきましょう。
<ウレタン系>
耐久性が高くゴムのように弾力があり、塗料を使えることが特徴です。
<アクリル系>
水性であり湿っている場所にも使えますが、耐久性が低いことが特徴です。
<シリコン系>
価格が安く手に入りやすいですが、塗料を使えないことが特徴です。
用途に合ったシーリング材を使い、施工していきます。
まず、埋める部分のほこりなどを掃除します。
周囲をマスキングテープで養生しておきます。
バックアップ材やボンドブレーカーをはりつけます。
さらにプライマーを塗り、シーリング材を塗ります。
表面をならして完了です。
【まとめ】
工場を運営するうえで、安全にかつ建物を長持ちさせるためには、シーリング工事をする必要があるとわかりました。
シーリング材には種類があり、用途や価格もさまざまなので、それぞれに合ったものを使用するようにしましょう。
ぜひ上記の内容を参考に、工場を借りてみてはいかがでしょうか。
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