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工場を建てるときに発生する安全対策の費用はいかほど?安全衛生経費とは?

対策

2019.12.16

工場を建てるときに発生する安全対策の費用はいかほど?安全衛生経費とは?

工場を経営するにあたって、現場で労働災害の死傷者を出さないようにする安全対策は大きな課題のひとつです。
現場のひとりひとりが安全を意識する必要があるのはもちろんですが、安全対策への取り組みをきちんと行おうとすれば、当然、相応の費用も発生します。
工場を建てるときの安全対策にかかる費用、「安全衛生経費」についてみていきたいと思います。

【工場建設時の安全対策にかかる費用は?安全衛生経費とはなにか】

まずは、工場を建設するときにかかる費用、安全衛生経費がどのようなものなのかご紹介していきます。
安全衛生経費とは、工場などの建設工事をおこなうときに、労働災害の防止や安全衛生を確保するために発生する費用をいいます。
労働安全衛生法のなかで、労働災害に対する防止策にかかる費用を、工事の元請け人が負担することが義務づけられています。
安全衛生経費には、安全靴といった備品や足場、手すりなどの物資面はもちろん、安全対策への教育費など、目に見えないものも含まれます。
場合によっては、大きな額ともなりますが、工事にかけられる費用が少なくなるとそれに従って安全衛生経費にかけられる費用も少なくなります。
このように、安全衛生経費をどう確保していくのかが課題となる中、その負担等を明確にする必要があるという考えが主流になってきています。

【工場建設時の安全対策にかかる費用 明確化の流れ】

先ほどお話ししたとおり、安全衛生経費については、本来は元請け人が負担することが法律で義務づけられています。
しかしどうやって経費を計上するのかなどの経費負担の解釈が明確になっておらず、これまできちんと定まっておらず、安全衛生にかける費用が十分に確保されない事態が発生することもありました。
このような状況を改善しようと、国土交通省を中心として、安全衛生経費の負担者を明確にしようという流れがおきました。
具体的には見積もりの段階で、労働災害を防止する対策を誰が実施するのか、またその経費を誰が負担するかなどを明確にする事です。
見積もりの段階で交渉されたことは、きちんと契約書にも記しておくことが大切です。
この明確化の流れを止めることなく、工場現場の安全対策をきちんとして、工場の建設を進めていく必要があるでしょう。

【まとめ】

工場を建設するときには、現場で働くひとびとの安全を十分に確保する必要があります。
安全対策に必要な安全衛生経費の確保と、費用負担の明確化については、これから建設業界全体で取り組んでいくべき大きな課題のひとつです。
工場を構えるときには、安全衛生費についても各事業者と相談することをお忘れなく。
分からないことは専門家に尋ねることから始めてみてくださいね。
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