東大阪市の中小企業振興条例はどのような仕組みなの?
2021.04.26
大阪府東大阪市は、都心へのアクセスが良く、ビジネスを始めやすい地域です。
また、中小企業を後押しするために、東大阪市で中小企業振興条例が定められていることをご存じですか。
この記事では、東大阪市で貸倉庫や貸工場をお探しの人に向けて、上記条例の仕組みを解説していきます。
東大阪市の中小企業振興条例の特徴と仕組み
東大阪市の中小企業振興条例は、市の産業活性化と、市民の生活を向上させる目的で制定されました。
東大阪市は、全事業所数の99%が中小企業で構成されています。
先程も触れましたが、都心からのアクセスが良い立地のため、事業を始める土地として最適な地域なのです。
この条例の特徴は、中小企業者や市民などの役割が記載されている
中小企業振興会議を設置して、施策の重要事項を審議する基本理念が定められています。
特に、基本理念については、詳しく記載されています。
中小企業者の自主的な努力と工夫のもとに、事業を推進していく
企業者や市民などが、中小企業の特徴や役割を理解していく
東大阪市の地域特性を生かした取り組みをおこなう
国や大阪府などの公共団体と連携を図っていく
このように、中小企業者が事業を推進しやすい仕組みが、条例によって定められています。
企業者にとっては、事業を推進しやすい地域だと想像しますよね。
中小企業振興条例のキーワードとしては、中小・大企業者や市民、関係団体などが企業の役割を理解して、ともに地域活性化に努めることです。
東大阪市の中小企業振興条例の施策とその仕組み
中小企業を振興させるために、東大阪市では下記の施策が実施されています。
産業集積の活性化とネットワークの強化
事業と市民の住環境との調和
販路を広げる
経営資源の強化
人材育成と円滑な事業継承
円滑な資金調達
創造的な事業活動の促進
グローバル化の支援
労働環境の整備
企業の情報発信
このような施策の影響で、中小企業を支援する仕組みが整えられていると言えるでしょう。
また、中小企業振興条例では、下記のとおり市を構成する主体の役割を定めています。
中小企業:雇用促進、地域貢献、施策の積極活用など
大企業:中小企業への理解、地域貢献など
市:施策の実施、財政措置、振興会議の設置など
関係団体:中小企業への理解、協力
市民:中小企業への理解、協力
このように、中小企業振興条例の仕組みを生かしながら、各々が企業を理解することが求められます。
まとめ
東大阪市は、中小企業が主役の地域です。
その特徴を理解し、ビジネスしやすい仕組みを一人ひとりが整えていきたいですね。
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