兵庫県尼崎市で行われる「あまがさき産業フェア」について
2020.04.12
尼崎市(あまがさきし)は、兵庫県の南東部に位置する人口約45万人の中核市で、1982年から続く展示会である「あまがさき産業フェア」が開催されています。
今回はそんな「あまがさき産業フェア」について、その歴史や内容、過去の実績やイベント情報について、ご紹介します。
【兵庫県尼崎市で行われる「あまがさき産業フェア」の内容】
「あまがさき産業フェア」は市内の産業の情報発信・取引拡大を目的として、中小企業の高い技術力を一堂に集めた展示会です。
フェアに出展している参加者と来場者同士で、技術の情報交換やビジネスマッチングなどが行われています。
出展社は主に製造業ですが、そのジャンルは金属加工から機械設備、ゴムやプラスチックからサービス、物流まで多岐に渡ります。
そんな「あまがさき産業フェア」は1982年(昭和57年)の第1回「OA機器ショー」を皮切りとして、昨年2019年の開催まで実に36回を数えます。
例年10月から11月の秋ごろに行われていましたが、2016年の第33回からは7月から8月の夏季開催に変わっています。
今年は、2020年7月9日(木)9:30~17:00、7月10日(金)10:00~16:00の2日間、尼崎市西長洲町にあるベイコム総合体育館で開催される予定です。
出展の申し込みは有料で、2020年3月31日(火)に締め切られていますが、当日の入場はもちろん無料となっています。
【兵庫県尼崎市で行われる「あまがさき産業フェア」の実績】
昨年度の実績としては149社が出展、2日間でなんと2,018名もの入場者を記録しました。
参加企業からは「新たなビジネスが拡大した」「非常に有益だった」などの意見が寄せられているとのことです。
そして「あまがさき産業フェア」のイベントとして人気なのが「全日本製造業 コマ大戦」です。
具体的な内容は各企業や団体が自分たちでコマを作り対決させるケンカコマの大会ですが、コマ⼤戦にて使⽤されるケンカゴマは⼀円⽟より小さな直径20mm以下のコマです。
なんといってもその独創的なコマの形が見もので、胴体の内部を削って回転時間が長くなるように設計されたコマや、接地点を絞ることでコマが相手にぶつからないような一点回転型のコマなど、各企業が知恵を絞って作り上げてきます。
各製造業の方々が本気で設計し、造りこんだコマ同士で競い合う姿に、例年大きな盛り上がりをみせています。
【まとめ】
「あまがさき産業フェア」は1982年から行われている、製造業のビジネスマッチングのための展示会です。
昨年度は2,000名以上が来場した実績を持つ尼崎市のこの展示会は、中小企業の方々の大きなビジネスチャンス創出の場として、今年も賑わうことになるでしょう。
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