企業を応援!滋賀ものづくり経営改善センターとは?
2020.07.03
工場や倉庫を借りようと検討している人は、製造業を営んでいる人が多いのではないでしょうか。
今回は、企業を応援する「滋賀ものづくり経営改善センター」をご紹介します。
滋賀県に工場や倉庫などを借りようと考えている人は、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
【滋賀ものづくり経営改善センターの設立理念とは?】
そもそも「ものづくり」とはどのような意味なのでしょうか。
ものづくりとは、形があるものを変化させたり組み合わせたりして、暮らしに役立つ「もの」を生み出すことだけでなく、顧客へよりよい設計と流れを提供する技術も指します。
滋賀県では滋賀ものづくり経営改善センターを設立し、県内企業を支援しています。
<設立理念とは?>
県内にある企業の技術が、世界で通用するものになるために、また世界が認める企業になるためには、経営の基本となるものづくりをする力の強化が必要です。
そのために大切なのは「人」であり、人材育成を支援することが、滋賀ものづくり経営改善センターの設立理念です。
【滋賀ものづくり経営改善センターの事業目的とは?】
では滋賀ものづくり経営改善センターは、どのようなことを目的に人材育成事業をおこなっているのでしょうか。
<事業目的とは>
- 企業の経営基盤を強化させる
- OBが活躍できる場をつくる
- 地域の活性化
- 雇用の拡大
技術を身につけ、活用できる人材を育てることが企業の経営基盤を強化させます。
また経験豊富なOBがもつ技術を整理し、ほかの企業へ伝えることは、より地域企業の技術も高めます。
OBや現役に関わらずお互いに技術を高め合えれば、地域が活性化し、雇用の拡大につながるのです。
さらに、滋賀ものづくりセンターでは、企業に経営改善インストラクターを派遣して、生産性向上を図る人材の育成を支援しています。
まずは支援を受けたい企業の経営者や現場責任者が、社内の改善を滋賀ものづくり経営改善センターへ相談します。
現場診断をおこなった上で、社内では改善チームをつくり、派遣されたインストラクターは企業の問題点を改善するための支援をするのです。
ある企業では、インストラクターからのアドバイスを受け、工場の整理整頓や工程表の作成、また講義や演習をおこなって問題点を改善しました。
その結果、生産効率や品質に関するデータが掲示され、「状態の見える化」を継続できるようになり、工場見学に訪れる顧客からの評価があがったようです。
現場のリーダーとなる人を育てることは、組織能力や生産性が向上するきっかけになりますよ。
【まとめ】
企業がもつ固有の技術と、ものづくりをする技術の両方を育てることは、企業の発展、さらには雇用の増大へとつながります。
滋賀ものづくり経営改善センターは、滋賀県産業支援プラザ内に開設されているので、興味のある人は足を運んで相談してみてはいかがでしょうか。
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