工場を台風から守る対策方法とは?どんな被害がおこる?
2020.08.30
工場への台風対策をして、被害を最小限に抑えられるよう、事前の準備をしておきましょう。
毎年、台風がやってくる日本では、数週間前から進路予測や被害規模をおおむね把握できるので、大きな損害をださない工夫ができます。
こちらの記事では、工場に対する台風について、対策方法と被害例をみていきす。
【工場の台風への3つの対策方法とは?】
工場の台風に対する3つの対策方法をみていきましょう。
<ハザードマップを確認>
まずは工場周辺で、どのような被害が出やすいのかを、ハザードマップなどでチェックしましょう。
たとえば、浸水が考えられるのであれば、工場の商品などを高い位置へ移動させたり、内部への浸水を防ぐために土嚢を準備しておいたりします。
<屋根と窓をチェック>
屋根と窓に破損や劣化がないか入念にチェックし、強風や雨水による損傷を受けない状態にしておきましょう。
部屋の吹き替えや塗装、窓のシャッターの強化などが、必要であれば早めにすませておき、固定の緩みやコーキングの劣化などにも注意してくださいね。
<台風時の出勤ルールづくり>
工場本体への対策は大切ですが、従業員に対する、緊急時の出勤ルール準備も重要ポイントです。
出勤の判断を従業員に委ねてしまわないよう、大きな自然災害時における対処方法を明確に定め、従業員の命を守りましょう。
【台風による工場への被害とは?】
台風による工場への被害について、発生しやすい3つをご紹介します。
<強風と大雨による雨漏り>
強風と大雨が同時に発生する台風では、建物の強度や整備の不足により、雨漏りが発生しやすいです。
雨漏りでは工場内の商品をダメにしてしまったり、機械や設備を故障させてしまったりするので、台風後の運営にも影響を及ぼすかもしれません。
<強風による建物の破損>
勢力の大きな台風が頻発する今日では、強風により工場の屋根が飛ばされるような甚大な損害が報告されています。
強風で飛ばされてきた物体によって、建物に損傷を受けるケースや、その反対に損傷を与えるケースも考えられるでしょう。
<見えない箇所で進行する被害 >
屋根の固定が緩んでできてしまった隙間などは、台風後に気がつきにくいので、いつのまにか、建物に大きな損傷を与えてしまう可能性があるので注意が必要です。
【まとめ】
工場を台風から守る対策方法では、事前の備えをどれだけしておけるかがポイントです。
水害や土砂崩れなど、発生しやすい二次的リスクもチェックし、工場と従業員を守れる準備をしておきましょう。
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