「商売の街」大阪市の中小企業に向けた支援事業をご紹介!
2019.07.07
大阪は昔から「商売の街」として有名な街。
現在でも幅広い分野の産業が集積しています。
しかし、大阪で創業した企業や芽が出てきたベンチャー企業が東京に進出することにより、本社を移転してしまうことが多いという課題を抱えていました。
それを解消するために大阪府は、中小企業の支援に力を入れています。
その中でも、新たにビジネスをスタートする人に向けた開業サポートや、貸工場・貸倉庫を探している事業向けの支援をご紹介します。
【大阪市の中小企業支援事業:開業サポート資金・地域支援ネットワーク型】
大阪市内で創業を希望する事業者に、経営指導と資金調達で応援してくれる制度です。
いままで事業を営んでいない方が事業を開始する、または事業開始後1年未満の場合、最大で3500万円の融資を受けることが可能です。
事業計画書の作成も、大阪商工会議所で無料指導してくれます。
融資後も引き続き、大阪商工会議所によるフォローアップがあるなど、サポートも充実しています。
融資利率は年1.2%(女性・若者・シニア・UIJターンは1.0%)と政策金融公庫の利率(2.35%)よりも低く、融資期限も7年以内とされています。
融資の実行まで多少の時間がかかることがありますが、事前に下準備をすすめてスムーズな手続きができるよう書類などを整えておきましょう。
【大阪市の中小企業支援事業:大阪市設備投資応援融資】
この制度は、大阪市内の中小企業者に対し経営基盤の強化に必要な設備を導入するために必要な設備資金を、大阪信用保証協会の保証をつけ希望する金融機関を通じて融資が行われるものです。
先端設備などを導入する計画認定を受けた企業には、当該先端設備等の導入に必要な資金について、通常の保証とは別枠で、低利(料率固定)の保証協会の保証が受けられるという新たな制度のようです。
大阪府によると、保証料が年0.7%(固定)で受けられるようです。
創業間もない中小企業、財務状態が厳しいけれど設備投資の必要性に迫られている企業であれば、この制度を検討する余地は十分にあると考えられます。
【まとめ】
今回ご紹介した制度は大阪での起業が条件となります。
大阪で新しいビジネスをスタートしたい方、新しいプロジェクトを展開したい方々にオススメです。
創業融資の申請には、創業からの年数が決まっており、基本的には1度しか申請することができません。
ご自身の創業にむけての想いや、具体的な事業計画書、融資資金の使途などを整え、高いハードルである支援を獲得しましょう。
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