賃貸の倉庫で作業の効率アップを!バースの荷待ち時間を解消する方法とは?
2021.08.10
個人事業主の方のなかには、賃貸の倉庫を利用したいと考えている方も多いでしょう。
倉庫業を営もうと思っている方もいらっしゃるかもしれませんね。
荷受けや出荷をおこなう場合、バースの確保とスムーズな車の流れによって、作業の効率がアップしますよ。
そこで今回は、賃貸の倉庫を契約しようと検討されている方に向けて、バースとは何か、また荷待ちを解消する方法について解説します。
賃貸の倉庫で作業の効率を上げよう!そもそもバースとは何?
「バース」とは、倉庫に荷物を搬入したり、倉庫から搬出したりするために、トラックが停車する場所のことを指します。
バースは倉庫の入り口に接するような場所につくられるので、荷物を運んできたトラック、また集荷にきたトラックは、このバースに停車して荷物の積み降ろしをおこなうのです。
賃貸の倉庫を検討する際には、トラックが停車しやすいか、バースが何台分あるのかなどもチェックするようにしましょう。
賃貸の倉庫で作業の効率を上げよう!バースの荷待ちを解消する方法
物流倉庫には、1日に何台ものトラックがきます。
バースの数よりも多いトラックが同じ時間にきた場合、バースに停車しているトラックの作業が終わるのを待つトラックが、列をつくるケースがあります。
この「荷待ち」の状態は、トラックのドライバーにとって時間のロスになりますし、倉庫の中で荷受けする従業員の作業効率も悪くなるでしょう。
またトラックが道路に並ぶことで、近隣住民とのトラブルに発展するケースもありますよ。
そこで、バースの荷待ちを解消するための方法をご紹介しますね。
予約システムを導入する
到着するトラックを分散させることができれば、荷待ちの時間がなくなります。
そこでおすすめなのが、あらかじめバースの予約ができるシステムの導入です。
トラックのシガーソケットに挿せば、クラウド上で位置や道路状況が確認できるような画期的なものもあり、受け入れる倉庫側でも状況に応じた対応ができるので便利ですよ。
検品作業のスピードを上げる
倉庫側の受け入れ業務をスピードアップすることも大切です。
バーコードを読み取るハンディタイプの機械を導入し、受け入れる倉庫側で検品する作業の時間を短縮すれば、トラック1台あたりにかかる時間も短縮できるので、荷待ちの解消につながるでしょう。
まとめ
賃貸の倉庫を検討する際には、トラックを停車するためのスペース「バース」があるか、また荷待ちのトラックが発生した場合に待機できる場所があるかどうかなど、現地で確認しましょう。
トラックの荷待ちについては、予約システムや、受け入れ時のバーコードシステムを導入することで解消できます。
賃貸の倉庫を検討している方は、ぜひこの記事を参考にして、業務の効率アップを目指しましょう。
貸し倉庫・貸し工場searchでは大阪に沢山の貸し倉庫・貸し工場をご紹介しています。
倉庫・工場・物流センターを借りたい・貸したいとお考えの方は、ぜひ当社までお問い合わせください。