工場にLED照明を導入するメリットと知らないと損する補助金制度のご紹介
2019.09.14
LED照明は、オフィスや店舗そしてご家庭でも使われることが多くなりました。
LED照明には高額なイメージがありますが、将来的なコストパフォーマンスを考えるとメリットがたくさんあります。
今回は、工場など広範囲で照明を使っている場所で、LED照明を導入するメリットとお得な補助金制度についてまとめてみました。
【工場でLED照明を導入するメリット】
メリットの筆頭は「コスト削減」です。
照明の寿命面で比較すると工場で一般的に使われている水銀灯の約4倍の寿命があるので、照明の交換回数が大幅に減ります。
また電気代を比較してもその違いは顕著です。
LED照明の消費電力は水銀灯の約25%しかありません。
またLED照明はあまり発熱しないので、工場内の温度に与える影響が少なく、夏場のエアコン効率もよくなります。
総合的に電気代に大きな影響を与えています。
次にあげられるメリットが「環境への優しさ」です。
水銀灯と違って有害な物質が含まれていないので、電球を交換した後の不要な照明の廃棄も難しくないです。
また照明から紫外線や赤外線がほとんど出ていないので、照明に虫が集まって不衛生になることや、製品が照明焼けすることもありませんので、結果的に工場内での製造過程で廃棄されるようなロスがなくなります。
さらに、使用電力を大幅に削減できるので二酸化炭素の排出量削減にも繋がりますよ。
【工場でLED照明を導入する際の補助金制度とは】
工場にLED照明を導入したいけれど、最初の初期費用が高くて踏み出せない…そんな方の味方になってくれるのが国の補助金制度です。
ご紹介する「省エネルギー投資促進に向けた支援補助金」は経済産業省の管轄する制度です。
省エネ関連の設備投資をする工場等に支援されます。
支援を受けるためには既存の設備を一定以上省エネ性の高い設備に入れ替えなければなりません。
補助率は1/3以内、補助上限が3,000万円、補助下限が30万円です。
毎年5月下旬~6月下旬のわずか1ヶ月の間だけ公募されています。
申請のためには3通りの見積書や各種書類の取り揃えが必要となるので、余裕を持って申請の用意をしてくださいね。
※参考資料
一般社団法人 環境共創イニシアチブサイト(PDF)
【まとめ】
工場でLED照明を導入するメリットは「コスト削減」や「環境への優しさ」があります。
導入費用はある程度の予算が必要となるので国の補助金制度「省エネルギー投資促進に向けた支援補助金」を利用しましょう。
申請期間が限られているので、申請の準備は計画的に行ってください。
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