倉庫や工場の節電対策はどうする?照明や空調で上手に省エネしよう
2022.09.29
この夏は全国的な電力不足が予想されており、大量の電力を消費する工場や倉庫でも節電が必要です。
電気料金の値上げも続いており、経費削減のためには積極的な節電対策をしなければなりません。
今回は工場や倉庫の売買や賃貸をお考えの方に向けて、照明や空調に注目した効果的な節電対策についてご紹介します。
倉庫や工場の節電対策とは?照明を見直して電気代削減!
まず、倉庫や工場の節電対策として注目したいのが、とくに電力消費の多い照明です。
主な照明の節電対策として、こまめな消灯で点灯時間を短くすること、業務に支障のない範囲で消灯することが挙げられます。
昼休みは消灯するなど、従業員の心がけもルール作りも重要です。
照明を間引いて暗くなってしまう場合は、照明器具を掃除することで、明るさを保つことができるでしょう。
また、初期投資はかかりますが照明をLEDに変えるのもおすすめです。
LEDに交換することで、消費電力が最大80%削減、寿命は約6倍になるというデータもあります。
長寿命なので頻繁な電球交換が不要になり、導入コストがかかっても結果的に見るとコストパフォーマンスが良いでしょう。
また、LEDは紫外線を出さないので、工場や倉庫に害虫が集まりにくいのもメリットです。
工場や倉庫では、設置される照明の数も多いので、LEDに切り替える節電効果が高いでしょう。
倉庫や工場の節電対策とは?省エネ空調を導入してみよう
次に、倉庫や工場の空調の消費電力を節電する方法をご紹介します。
空調の節電には、温度設定の見直し、目詰まりしたフィルターの清掃などの方法があります。
空調は電源立ち上げのときに多くの電力を消費するので、適温をキープして頻繁な電源のON/OFFは避けましょう。
ブラインドやすだれなどで、室内に入る日光を遮断する方法も効果的です。
空調に加えて扇風機やサーキュレータを併用すれば、工場や倉庫の空気を循環させることができます。
もし、10年以上前の古い空調を使用しているのであれば、最新の省エネ空調の導入もおすすめです。
省エネ空調は消費電力が大幅にダウンするだけでなく、設定温度を自動調整する機能もあり、節電に最適です。
また、仕事の効率化によって残業を減らし、工場や倉庫の稼働時間自体を減らすことも空調の節電につながるでしょう。
まとめ
今回は工場や倉庫の売買や賃貸をお考えの方に向けて、照明や空調に注目した効果的な節電対策についてご紹介しました。
空調や照明は電力消費の多い設備なので、LEDや省エネ空調に切り替えることで、節電効果はとても高くなります。
また、効果的な節電対策のためにも、節電に対する従業員の意識向上や職場のルール作りも重要です。
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