貸工場でも利用可能なIT導入補助金とは?申請のための手続き方法をご紹介
2022.11.28
貸倉庫や工場で新たな設備を導入する際には、さまざまな補助金が利用可能ですが、その一つがIT導入補助金です。
IT導入補助金とは、ITツールを導入する際に利用できる補助金制度です。
今回は貸倉庫や工場の売買をご検討中の方に向けて、IT導入補助金とはなにかと、その手続き方法についてご紹介します。
貸倉庫でも利用できる?IT導入補助金とはどんな制度?
IT導入補助金とは、中小企業や小規模事業者がITツールを導入することを支援する制度です。
ITツールとは、ソフトウェアやクラウドサービスのことで、購入費用や導入初期費用、利用料が対象となります。
ITツールを導入することで会社が抱えている課題を解消し、生産性向上や売り上げアップを目的とした制度です。
たとえばロボットによる業務自動化ツール、社内の業務共有ツール、テレワーク環境の整備、顧客管理ツール、会計ソフトなどが該当します。
業種にはとくに制限はなく、貸倉庫を利用される物流界隈でも利用可能です。
補助対象には通常枠とセキュリティ対策推進枠、デジタル化基盤導入類型、複数社連携IT導入型があります。
対象ツールや補助率はそれぞれ異なり、デジタル化基盤導入類型と複数社連携IT導入型ではPCやタブレット、プリンターなどのハードウェア類の購入も対象です。
貸倉庫でも利用できる?IT導入補助金の手続き方法
次に、貸倉庫などでIT導入補助金を利用するときの、手続き方法についてご説明します。
まず、IT導入補助金の手引きなどから事業内容をしっかりと理解し、補助金の対象になるかを判断しましょう。
次に、自社の経営課題などから、導入したいITツールとIT導入支援事業者を選定します。
申請には、行政サービスにログインするためのgBizIDプライムアカウントの取得とSECURITY ACTIONの宣言が必須条件です。
SECURITY ACTIONとは、中小企業者自らが情報セキュリティ対策に取り組む自己宣言のことで、一つ星と二つ星、2段階の取り組み目標があります。
IT導入補助金の申請には、一つ星と二つ星のいずれかの宣言が必要で、別途SECURITY ACTION自己宣言サイトで申し込みをします。
以上の準備が整ったら、いよいよ交付申請です。
交付の際には、添付資料の用意とともにIT導入支援事業者との事業計画の策定が必要です。
まとめ
今回は貸倉庫や工場の売買をご検討中の方に向けて、IT導入補助金とはなにか、手続き方法についてもご紹介しました。
IT導入補助金を利用すれば、最新のITツールを導入するコストを抑えることができます。
貸倉庫を検討されている方は、ぜひ利用できるかをチェックしてみてください。
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