倉庫や工場でしておくべき浸水対策とは?なぜ対策が必要なのか?
2023.02.16
近年気候変動の影響もあり、全国各地で豪雨や大型台風などによる浸水被害が報告されています。
いつ来てもおかしくない災害に備えて、倉庫や工場でも日頃から浸水対策をしておかなければなりません。
今回は倉庫・工場の賃貸や売買を検討されている方に向けて、倉庫や工場の浸水対策が必要な理由と対策方法についてご紹介します。
倉庫や工場で浸水対策が必要である理由とは?
倉庫や工場ではなぜ浸水対策が重要なのか、その理由として、近年の自然災害の多さが挙げられます。
梅雨時期や台風の豪雨によって、河川や内水の氾濫が全国で頻発しており、深刻な被害をもたらしています。
地球温暖化の影響で、短時間で広範囲に多量の雨を降らす「異常な雨」も近年増加しており、対策をして備える必要性が増しているのが現状です。
また、倉庫や工場で働く社員の命や健康を守ることも、浸水対策が重要な理由の一つです。
大規模な災害では、対策が不十分だと働いている社員の命が脅かされることもあるでしょう。
屋内まで浸水してしまったら、工場や倉庫内の設備や製品、原料などにもダメージを与え、大きな損失となってしまいます。
とくに工場では、さまざまな機械や設備を使用しているため、浸水してしまわないように対策することが重要です。
被害が拡大し、操業停止に追い込まれることのないように、積極的な浸水対策をおすすめします。
倉庫や工場における浸水対策のポイントは?やっておくべきことは?
倉庫や工場で浸水対策をするときは、まずは水害のリスクがどれくらいあるのかハザードマップを確認しましょう。
大きな河川の近くなど、とくにリスクが高いエリアであれば、厳重に対策する必要があります。
また過去に災害の前例がないリスクが低いエリアでも、異常気象によって予期せぬ災害が発生する可能性があるので注意しましょう。
実際に浸水が発生したときの備えとしては、土のう袋や止水パネルなどの浸水対策グッズを用意しておくのがおすすめです。
いざというときに早急に対応するために、事前に使い方を学んでおくと安心です。
被害を拡大させないためには、ガラスの補強や排水設備の掃除もしておきましょう。
また、万が一の事態に備えて、社員が避難する場所や避難経路についても確認しておくことが重要です。
もしものときに逃げ遅れないように、日頃から定期的に訓練しておくことが大切です。
まとめ
今回は倉庫・工場の賃貸や売買を検討されている方に向けて、倉庫や工場の浸水対策が必要な理由と対策方法についてご紹介しました。
災害リスクが高まっている日本では、事業と社員を守るために浸水対策の重要性が増しています。
被害を最小限に抑えるためにも、日頃から十分な備えをおこなうことが重要です。
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