貸工場などでおこなわれる低温輸送とは?その意味やメリットをご紹介
2023.06.30
低温輸送とは、一定の温度を超えると品質が悪化してしまう商品を運ぶときに使用される輸送方法です。
貸工場などで、低温での温度管理が必要な製品を製造する場合、低温輸送で出荷します。
今回は、貸工場や貸倉庫をお探しの方に向けて、貸工場などでおこなわれる低温輸送の意味やメリットについてお伝えします。
貸工場などでおこなわれる低温輸送やコールドチェーンの意味とは?
生鮮食品や冷凍食品、医薬品、写真フィルムなどは温度上昇によって品質が損なわれたり、変質してしまうことがあります。
低温輸送とは、低い温度でなければ劣化してしまうような商品を低温管理しながら運ぶ方式という意味で、冷蔵輸送とも呼ばれます。
低温輸送は温度帯別に分類され、5℃以下をクーリング、5℃からマイナス5℃がチルド、マイナス18℃以下がフローズンです。
食品によっても鮮度を保つための最適な温度帯は異なるため、適正な温度を保てるように使い分けがされています。
そして、低温輸送を含む、低温物流のことをコールドチェーンといいます。
コールドチェーンとは、生産、輸送、保管、販売、消費の一連の流れのなかで、低温を維持しながら流通させる仕組みです。
コールドチェーンにおいては、貸工場や貸倉庫でも常温物流とは異なる設備が必要になります。
たとえば貸工場の場合、空調設備や断熱仕様のパネルなどによって、低温環境を保っています。
貸工場などでおこなわれる低温輸送やコールドチェーンのメリット
低温輸送やコールドチェーンのメリットは、製品の品質や鮮度を保つことできるところです。
鮮度維持期間を長く保ち、輸送途中で発生する廃棄ロスや鮮度低下による事故を減らすことができます。
私たちがスーパーマーケットやコンビニエンスストアなどで、いつでも鮮度が高く安全な食品を手に取ることができるのは、低温輸送によって管理されているためです。
しっかりと温度管理をしていることで、消費者に選ばれるフレッシュな状態で食品を届けることができます。
鮮度を長く保つことで広域輸送を拡大することも可能で、販路の海外展開にもつながるでしょう。
医薬品においても同様で、温度管理が必要なワクチンや薬を安全に届けるという役目を担っています。
低温輸送とコールドチェーンによって、日本の医療現場が支えられているのです。
まとめ
今回は、貸工場や貸倉庫をお探しの方に向けて、貸工場などでおこなわれる低温輸送の意味やメリットについてお伝えしました。
低温輸送には、食品や医薬品の品質を保ち、安全に輸送できるというメリットがあります。
低温輸送は、現代の私たちの便利で豊かな生活において欠かせない存在です。
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