貸倉庫や貸工場を利用するときの家賃保証会社とは?どんな種類がある?
2023.10.05
貸倉庫や貸工場を借りるときには、家賃保証会社の利用は必要なのでしょうか。
家賃保証会社に加入することは、貸主側だけでなく、借主側にもメリットがあります。
今回は貸倉庫や貸工場の賃貸をご検討中の方に向けて、家賃保証会社とはなにか、どんな種類があるのかについて解説します。
貸倉庫・貸工場を借りるときの家賃保証会社とは?利用のメリットは?
近年、貸倉庫や貸工場などの事業用不動産の契約で、家賃保証会社へ加入するケースが増えていることをご存じでしょうか。
家賃保証会社とは、借主が家賃を滞納した場合に、借主の代わりに支払いをおこなう会社で、連帯保証人と同じような役割を担っています。
事業用不動産は、賃料が高めであるため、オーナー側がリスクを減らすために加入を求めることが増えているようです。
家賃保証会社は借主側にとってもメリットがあり、もしもの事故や病気などの際にも一時的に肩代わりしてもらえます。
利用には審査があるため、審査を通過しているということで、信用の担保にもなります。
なお、家賃保証会社には保証期間が設定されていますが、居住用物件が1年から2年とされているのに対し、貸倉庫や貸工場は3か月から6か月程度と短いのが特徴です。
保証期間が短めなのは、貸倉庫や貸工場は賃料が割高であることが理由です。
家賃保証会社を利用する際は、保証期間の長さにも注意して検討しましょう。
貸倉庫・貸工場を借りるときの家賃保証会社の種類とは?
貸倉庫や貸工場を借りるときは、事業用家賃保証会社を利用します。
事業用家賃保証会社は運営元によって分類でき、主に信販系、協会系、独立系の3種類です。
信販系の家賃保証会社とは、クレジットカード会社やローン会社が運営する保証会社です。
審査が厳しいのが特徴ですが、その分家賃滞納などの問題が起こりにくく、安心して入居することができます。
協会系の家賃保証会社は、一般社団法人全国賃貸保証業協会や一般社団法人賃貸保証機構などに加盟している会社です。
これらの協会は集めた情報をデーターベース化しており、それによって入居審査をおこなっています。
独立系の家賃保証会社とは、家賃保証に特化した運営をおこなっている会社のことです。
会社によって独自の審査基準がありますが、他の種類の家賃保証会社と比較して、審査は通りやすい傾向にあります。
まとめ
家賃保証会社とは、借主が家賃を滞納した場合に、借主の代わりに支払いをおこなってくれる会社のことです。
貸倉庫や貸工場は賃料が高めであることから、家賃保証会社への加入を求められることが増えています。
家賃保証会社には信販系、協会系、独立系の3種類があり、審査の基準やメリットなどが異なるため、よく検討してご自身にあった会社を選びましょう。
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