貸工場の床を塗装する必要性はある?塗装するメリットやタイミングも解説
2024.09.08
貸工場を契約するにあたり、知っておきたいのが床塗装の必要性です。
床を塗装することにどのような意味があるのか理解することで、従業員のことを考えた仕事環境の整備に役立ちます。
そこで今回は、貸工場の床を塗装する必要性とメリット、塗装に適したタイミングをご紹介いたします。
貸工場の床を塗装する必要性
貸工場の床の塗装は従業員の安全性の向上につながります。
たとえば、貸工場の床にひび割れなど不具合がみられる場合、従業員が作業中につまずいて転倒するなど事故が発生する恐れがあるため、早めに補修する必要があります。
また、作業効率の向上が期待できる点も、貸工場の床を塗装する必要性としては大きなポイントのひとつです。
工場の床面を長期にわたってきれいな状態でキープできれば見た目がよくなるだけでなく、掃除がしやすいなど作業効率や仕事に対する従業員の意識を向上させることにもつながります。
さらに、摩耗や酸への耐性が低いコンクリートを劣化から守るためにも、床を塗装する必要性は高いといえます。
貸工場の床を塗装するメリット
目的に合わせて専用の塗料を選ぶことによって、下地のコンクリートにさまざまな機能性を付加できます。
塗料の種類や工法も多種多様で、それにより実現できる機能は、耐水性をはじめ、耐熱性や耐薬品性、耐油性に耐衝撃性そして耐摩耗性など多岐にわたります。
また、コンクリート床には液体が染み込みやすい性質があるため、あらかじめ塗装しておくと、万が一液体をこぼしたときも手軽に対処できるなど清掃性の向上が見込めるでしょう。
さらに、カラーゾーニングが可能になる点も、貸工場の床を塗装するうえでは大きなメリットです。
作業内容ごとに床を色分けすれば範囲がひと目でわかるようになるため、衛生管理の観点においても利便性が増します。
貸工場の床を塗装する適切なタイミング
床の表面がデコボコしている、あるいはひび割れがみられるときはできる限り早めに床を塗装しましょう。
従業員が安全に仕事に取り組める環境の整備はもちろん、劣化が進み修繕費がかさむ事態を防ぐためにも塗装が必要です。
貸工場の床が区分けされていない場合も、すぐに塗装したほうが良いでしょう。
部品の設置場所や作業範囲、通路などが明確に分けられていないと、ヒューマンエラーの発生リスクが高まり危険です。
床の塗装が必要なタイミングとしては、床に傷がつきやすいと感じたときも挙げられます。
小さな傷が原因となりひび割れを引き起こすこともあるため、塗装して耐久性を高めておくことがおすすめです。
まとめ
安全性や作業効率の観点からみても、貸工場の床は塗装することをおすすめします。
目的にあわせた適切な塗装を施すことで、床の耐久性を増すだけでなく、清掃しやすくするなどのメリットが期待できます。
表面のデコボコやひび割れが気になってきたら、できるかぎり早めに塗装するようにしましょう。
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