兵庫県の工業!阪神工業地帯は町工場の多さが特徴
2020.01.19
兵庫県の工業について知るには、阪神工業地帯の特徴をチェックするのがおすすめです。
阪神工業地帯は、大阪と兵庫を中心に和歌山まで延びており、ラグビーで有名な神戸製鋼もある日本有数の工場がひしめくエリアです。
今回は阪神工業地帯の特徴について解説しますので、工場や倉庫探しの検討にぜひ役立ててくださいね。
【兵庫県の工業!阪神工業地帯の特徴】
兵庫県を含む阪神工業地帯の特徴は、事業所数の多さです。
生産額の割合は中京工業地帯に次ぐ日本第2位ですが、事業所は日本随一の数を誇ります。
事業所数の多さからか、金属・機械・化学などのどれかに偏りがなく、バランスのとれた品目別の生産割合も特徴的です。
工業地帯内においては地域別で品目の分散があり、兵庫県は「造船・機械・食品」に関する工業が集まっているエリアになります。
神戸市なら、川崎造船神戸工場やオリバーソース港島本社工場、姫路市なら、東芝姫路工場やヤマサ蒲鉾第一工場・第二工場などの有名企業が名を連ねていますよ。
また、大阪府は「医薬・化学・電気」、和歌山県は「鉄鋼・石油化学・機械」などが主に集中しています。
事業所数が多いだけでなく、重化学工業を中心に軽工業など、さまざまなジャンルの工場が建ち並んでいるのが阪神工業地帯です。
都市に溶け込むような工場の光景も特徴的で、神戸市などでは街と自然に融和しており、観光の一環として活用されていますよ。
【兵庫県の工業!阪神工業地帯は町工場が多い】
兵庫県の含まれる阪神工業地帯は町工場の多さも特徴的で、世界から注目されている工場もたくさんあります。
パソコンや自動車などの機械部品の多くが阪神工業地帯で生産されており、その技術力は世界的に高く評価されていますよ。
中小規模の工場を合わせると、事業所数は3万4,000所以上あります。
工場の多い兵庫県の地域は次のとおりです。
・神戸市
・尼崎市
・西宮市
・芦屋市
・明石市
・加古川市
・高砂市
・伊丹市
古くから工業の発展してきた歴史と、軽産業のウエイトの多さなどが背景となって、近年は中京工業地帯に次ぐ出荷額になっています。
たくさんの事業所数が多く、お互いに切磋琢磨できる環境なので、廃れることなく、現在も日本第2位の生産高を誇っているのでしょう。
【まとめ】
兵庫県を含む阪神工業地帯の特徴は町工場の多さです。
造船、機械、食品をはじめとした工場がたくさんあり、中小規模の事業所が建ち並んでいます。
エリアによる特色もチェックしながら、貸工場や貸倉庫を検討してくださいね!
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