近年ビジネス業界で浸透しつつある、サードパーティー・ロジティクスという言葉をご存じでしょうか。

サードパーティー・ロジティクスとは、貸工場でも利用できる、物流サービスを一括委託する業務形態のことです。

今回は貸工場を検討されている方に向けて、サードパーティー・ロジスティクスとはなにか、そのメリットについてご紹介します。

貸工場で利用できる物流サービス「サードパーティー・ロジスティクス」とは

サードパーティー・ロジスティクス（Third Party Logistics）とは、3PLとも略される、物流サービスです。

荷主や運送業者ではない物流企業に、物流業務を一括で受託する業務形態です。

サードパーティーとは、第三者という意味で、自社に変わって第三者企業へ一括マネジメントを委託します。

サードパーティー・ロジスティクスでは、物流業務の専門家に依頼することで、効率的な物流戦略やシステムの提案を受けることができ、高度な物流サービスを利用することが可能です。

サードパーティー・ロジスティクスには、アセット型とノンアセット型の2種類あります。

アセット型とは、3PL企業が所有しているトラックや倉庫、荷役などを利用したサービス形態です。

一方でノンアセット型では、トラックや倉庫などは使用せずノウハウや知識だけを提供します。

さらに3PLにコンサルティング業務が加わった新しい物流業態が、フォースパーティー・ロジスティクス（4PL）です。

貸工場で利用できる物流サービス「サードパーティー・ロジスティクス」のメリット

貸工場でも利用できるサードパーティー・ロジスティクスには、どのようなメリットがあるのでしょう。

まず挙げられるメリットは、物流システムの効率化・最適化による物流コストの削減です。

貸工場の賃料や運送費用など、さまざまな経費を削減することができるでしょう。

無駄を減らすことで人件費も削減できるので、人材不足解消や働き方改革にも貢献します。

物流業務をプロに委託することで、本来の業務に集中できるので、生産性向上にもつながります。

近年はネットショッピングの利用者増加など、物流業界の需要が高まっています。

物流業務をプロに委託することで、物流品質を向上させ、消費者のニーズに応えることができるでしょう。

まとめ

今回は貸工場を検討されている方に向けて、サードパーティー・ロジスティクスとはなにか、サードパーティー・ロジスティクスのメリットについてご紹介しました。

サードパーティー・ロジスティクスを導入することで、物流業務を効率化することが可能です。

3PL企業を選ぶ場合は、どのくらい経費が削減できるかなど、具体的なメリットから検討しましょう。

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