貸し倉庫契約を検討中の方へ!貸し倉庫におけるエレベーターの種類と選び方
2022.02.27
今回は、貸し倉庫の契約を検討している方のための参考情報として、貸し倉庫のエレベーターについてご紹介します。
まずは貸し倉庫のエレベーターにはどんな種類があるのかをご説明したうえで、選び方のポイントについても解説します。
貸し倉庫でエレベーターが必要な場合はぜひチェックしてみてください。
貸し倉庫で使われるエレベーターのおもな種類とそれぞれの特徴
貸し倉庫に使われるエレベーターのおもな種類と概要は以下のとおりです。
貨物用エレベーター
貨物を上下に運搬するためのエレベーターで、貸し倉庫でもよく使われているタイプのエレベーター。
扉付きで見た目は一般的なエレベーターと似ていますが、貨物用に特化しており、安全基準も人が乗るエレベーターとは異なります。
人荷用エレベーター
人が乗るエレベーターと同じ安全基準を満たしているため、貨物だけでなく人も一緒に乗ることができるエレベーター。
こちらももちろん扉付きです。
貨物リフト
一般的なエレベーターのような扉はなく、大きなかご状のものに貨物を入れ、昇降させるタイプ。
小さな貨物を昇降できるブルーリフトと、パレットの昇降も可能なハイパーリフトがあります。
小荷物専用昇降機
扉付きの「超小型エレベーター」のようなもので、ダムウェーターとも呼ばれます。
小型エレベーターであるため、人や大きな荷物は運ぶことができません。
貸し倉庫のエレベーターの選び方のポイントは?
貸し倉庫のエレベーターはどの種類のものを選ぶべきなのかは迷いどころですが、以下のような選び方のポイントを押さえて選んでいくと良いでしょう。
貨物および、荷扱者・運転者以外の人の乗降にも使いたいなら人荷用エレベーターが好ましい。
小荷物専用昇降機は大きな荷物の乗降には適さないので「小物や小さな段ボール程度の乗降しか必要ない」という場合のみおすすめ。
貨物サイズが中ぐらいの大きさまでなら貨物リフトの「ブルーリフト」でも対応可能。
貨物サイズが大きい場合は貨物用エレベーターまたは貨物リフトの「ハイパーリフト」がおすすめ。
エレベーターを人の乗降にも使いたいなら人荷用が良いでしょう。
それ以外でどれを選ぶかについては、その貸し倉庫で扱う貨物の種類や大きさなどを考慮し検討してみてください。
まとめ
今回は貸し倉庫のエレベーターについて、その種類や概要、選び方のポイントなどを解説しました。
貸し倉庫の広さなどに問題がなくとも、そこで扱う貨物の種類に適したエレベーターがなければ、業務に支障をきたしかねませんので、エレベーター選びも慎重におこないましょう。
貸し倉庫・貸し工場searchでは大阪に沢山の貸し倉庫・貸し工場をご紹介しています。
倉庫・工場・物流センターを借りたい・貸したいとお考えの方は、ぜひ当社までお問い合わせください。