貸倉庫に設置するパレットラックとは?
2022.03.09
貸し倉庫では、ラックつまり棚を使用して荷物を管理することが多くあります。
ラックの一種であるパレットラックとは、重いものを保管するのに適したラックです。
今回は、貸倉庫物件をお探しの方に向けて、貸し倉庫用に設置するパレットラックとは何かと、サイズや耐荷重に注目した選び方をご紹介します。
貸倉庫に設置するパレットラックとは?どんな特徴がある?
貸倉庫ではラックを使用して荷物の保管をすることが多いですが、パレットラックは倉庫や工場でもっとも一般的なラックです。
パレットラックとは、重量ラックや重量棚とも呼ばれ、パレットごとに荷物を保管します。
パレットとは、工場や倉庫、コンテナ、トラックなどの荷物を載せる荷物台のことです。
パレットラックの1段あたりの耐荷重は商品により異なりますが、1,000kgを超えるものも保管できます。
そのため、重量のある液体や金属製品を保管するのに適しています。
パレットラックは、シンプルな構成のラックなので組み立ても比較的容易です。
棚の高さは荷物の量に合わせて自由に調整が可能で、段や連結部分を増やすことも可能です。
レイアウトのバリエーションが豊富なので、貸工場の広さに合わせてスペースを有効活用できます。
高さは、貸倉庫で使用するフォークリフトの仕様に合わせて調整できるので、荷物のピッキングの効率化が可能です。
貸倉庫に設置するパレットラックの選び方
次にパレットラックの選び方についてご紹介します。
パレットラックを選ぶときは、サイズと耐荷重の2つを基準に考えます。
まずサイズですが、奥行きや横幅は使用するパレットが入りやすいサイズを選びます。
一般的には、パレットを横に並べて2台保管できるように設計されたものがおすすめです。
段の高さは、フォークリフトが届く高さに設定します。
耐荷重に関しては、貸倉庫に保管する予定で一番重いものを基準に考えます。
多くのパレットラックの耐荷重は、1段あたり1,000kgから2,500kgとなります。
もし、耐荷重を超えた荷物を載せてしまうと、ラックの劣化や落下事故などのリスクが高まります。
もし荷崩れを起こしてしまうと、作業員の方を巻き込む大事故につながる恐れもあります。
選ぶ際は性能が高いものを選んだほうが、のちのち荷物が増えても安心ですが、その分コストが高くなってしまうので、さまざまなものを比較して検討するとよいでしょう。
まとめ
今回は、貸倉庫物件をお探しの方に向けて、貸し倉庫用に設置するパレットラックとは何か、サイズや耐荷重に関する選び方をご紹介しました。
パレットラックを使用すれば、安全かつ効率的に荷物を保管することができます。
貸倉庫でパレットラックを使用する予定の方は、ぜひ参考にしてみてください。
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