貸工場で使用されるエアーキャスターとは?なぜ重いものを運べる?
2023.08.07
重いものを運ぶときに使用される、エアーキャスターという装置をご存じでしょうか。
エアーキャスターを貸工場での作業に導入すると、さまざまなメリットがあります。
今回は貸工場や貸倉庫をお探しの方に向けて、貸工場などで使用されるエアーキャスターとはなにか、メリットとともにご紹介します。
貸工場で使用されるエアーキャスターとは?どんなもの?
エアーキャスターとは、空気圧の力によって重いものを浮かび上がらせ、少ない力で輸送を可能にする搬送機器のことです。
もともとは飛行機の組み立ての効率化やエネルギー削減のために、開発された装置です。
エアーキャスターは、直接荷物を置く基盤部分と空気を注入するトーラスバックの2つで構成されています。
トーラスバックに空気が注入され膨らむことで、床面との間に薄い空気の膜をつくります。
わずかに床から浮いている状態になるため、移動するときの摩擦抵抗を限りなく小さくすることが可能です。
漏れ出た空気によって均等に空気の膜を作るため、床面に段差や隙間、穴などがないことが条件です。
このような原理によって、エアーキャスターを利用すれば小さな力で重量物を移動することができるのです。
たとえば10トンのものでも、30kgの力で動かすことができます。
貸工場で使用されるエアーキャスターとは?使用するメリットは?
貸工場でエアーキャスターを使用するメリットは、先ほどもお伝えしたように、重いものでも容易に搬送できるところです。
重量物を最小限の力で動かせ、操作方法も簡単なうえに、クレーンや搬送台車などよりも低コストで導入可能です。
破損や故障のリスクも低いため、メンテナンス費用もかからず、長期的に使用できます。
本体はコンパクトなので、管理や保管の場所に困ることもないでしょう。
さらに、使用するのは空気のみなので、環境に優しく、大気汚染などのリスクもありません。
貸工場で使用する場合も、危険性が低く、作業場の安全性を確保することができます。
建設業界や航空業界、自動車業界、食品業界など幅広い業界や業種で導入実績があるため、ニーズに合わせて多方面で利用可能です。
まとめ
今回は貸工場や貸倉庫をお探しの方に向けて、貸工場などで使用されるエアーキャスターとはなにか、メリットとともにご紹介しました。
エアーキャスターとは、空気圧を利用して床面との摩擦を減らすことで、重い物を移動させる装置です。
空気しか使用しないので安全性も高く、比較的低コストで導入できるため、貸工場での使用もおすすめです。
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