工場や倉庫向けのシャッターの選び方とは?必要性や種類を解説
2024.02.22
工場の倉庫にシャッターを取り付けたいと思っているものの、たくさんの種類があってどれにしたらいいか迷ってしまうということはありませんか?
確かに産業用シャッターには非常に多くの商品が存在していて、それぞれに機能や用途が異なります。
大きく見て、どんなタイプがあるのか、どのように選んだら良いのか、いくつかのポイントを解説していきます。
シャッターの必要性と目的を考える
工場や倉庫向けの産業シャッターは、どうして必要なのかという根本的な目的を考えると選びやすくなります。
それぞれの会社で目的が異なるもので、たとえば、単に室内の目隠しをしたいというケースもあるでしょう。
一方で、たくさんの在庫商品を保管しているので、防犯目的で設置する必要がある倉庫もあります。
また、工場内で発火性のある薬品や部材を使用している場合は、防火のためにシャッターを備える必要があるというところもあるはずです。
このように、扉を必要としている理由を考えて、その目的に合った機能を持つ製品を選ぶことが重要です。
同じメーカーでも、機能が異なる製品を出しているケースが多く、まずは機能と目的で絞り込むと選びやすくなります。
工場や倉庫向けシャッターの種類
こうした観点で、工場や倉庫向けのシャッターの種類をいくつかご紹介していきます。
大きく分けると、まず防犯目的での商品があります。
この種の製品は、錠が強化されていて複数の錠をかけられるタイプや、ピッキング被害に強い錠前が取り付けられているもの、電子錠が備えられているものなどがあります。
工場内で発火の危険がある作業をおこなっている場合に役立つのが、防火性のある製品です。
防火素材を使っているシャッターとなっていますので、延焼を防ぐのに役立ちます。
防火シャッターは、建築基準法で定められた場所で設置する義務があり、不特定多数が通る場所であれば定期点検も必要です。
シャッター選びをスムーズにするポイント
シャッターを選ぶ際には、まず工場や倉庫のどの位置に取り付けるのか、その付近でおこなう作業やシャッターを取り付ける目的を考えます。
そのうえで、必要な機能を挙げていき、条件を満たせる製品を絞り込んでいきます。
同時に、予算をある程度決めておくことで、条件に合う製品のなかから選びやすいでしょう。
可能であれば、実際に作業を監督する担当者の意見も聞きながら考えることで、実際に取り付けてから後悔することがありません。
まとめ
工場や倉庫向けのシャッターにはたくさんの種類があり、目的や機能に差があります。
選定するのに迷ってしまうこともありますが、まずは自分たちの現場で必要としている機能を考えて絞り込んでいくことが重要です。
予算や現場の声も確認しながら、実際に取り付ける場面を想定して選んでいきましょう。
私たち株式会社トチタテビルディングでは、関西を中心に貸し倉庫・工場を多数ご紹介しています。
事業者向け物件をお探しの方は、ぜひ当社までお問い合わせください。