池田市がおこなっている「池田市創業支援事業計画」とはどんな制度?
2020.10.26
池田市では起業を目指す人に向けて、さまざまな創業支援を実施しています。
そこで池田市創業支援事業計画とはどのようなものなのか、連携支援とともに紹介します。
【池田市創業支援事業計画とは?】
池田市創業支援事業計画とは、池田市が民間の事業者と連携しておこなう創業支援のことです。
起業するにあたり必要となる、経営・財務・人材育成・販路開拓などの知識習得を目的としており、関連するセミナーや個別相談窓口を開設しています。
池田市では「事始めアシスト池田」ネットワーク を構築し、市と池田商工会議所、池田泉州銀行、日本政策金融公庫が連携しています。
これによりどのような創業支援を展開しているのか、ワンストップでの相談や最新情報の取得が可能になりました。
連携する機関による支援事業を修了すれば、証明書が交付されます。
この証明書があれば、さまざまな特例を受けることが可能です。
<証明書の交付条件>
起業に関する個別相談や、セミナーを受講(1カ月以上継続して4回以上)します。
なおコロナウイルス感染症の影響が懸念されるうちは、オンラインでも開講中です。
条件を満たしたら1年以内に、交付申請書などの必要書類を商工労働課まで提出してください。
なお認定期間は2025年3月までです。
【池田市の創業支援における連携支援とは?】
池田市の「事始めアシスト池田」で証明書を取得すると、創業にあたってさまざまな支援を受けられます。
連携支援では資金面での特例や、起業にあたっての援助を受けられるため、ぜひ活用してみてください。
<株式会社設立時の登録免許税軽減>
株式会社の設立にあたって必要な登録免許税(資本金の0.7%)を、半分の0.35%へ軽減する特例です。
<信用保証協会の無担保無保証人の創業関連保証>
申し込める期間が、創業2カ月から6カ月へ延長されます。
<日本政策金融公庫の自己資金要件の撤廃>
融資を受けるにあたって必要な自己資金要件(総額の10分の1)が撤廃されます。
<企業育成室「いけだピアまるセンター」>
「いけだピアまるセンター」では、新事業を起こす起業家や中小企業に対して、コワーキングスペースや企業育成室を貸し出しています。
証明書があれば空きブースや空室へ、優先的に入居できます。
【まとめ】
池田市が展開している「池田市創業支援事業計画」と、連携支援について解説しました。
新しく事業を始めるために必要なノウハウを得られたり、資金面での優遇を受けられる便利な制度です。
興味のある方は、まずは相談窓口まで問い合わせてみてください。
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