加古川市でIoT導入スタートアップを事業支援!その概要とは?
2021.01.15
近年IoTという言葉を見聞きするようになりました。
IoTに対応したサービスの増加が予想されるなかで、加古川市は中小企業を対象にIoT導入スタートアップの支援を始めています。
IoTをこれから導入する、もしくは将来的には導入したいと考えているなら、加古川市の事業支援について概要とIoT導入のメリットを把握しておきましょう。
【加古川市のIoT導入スタートアップへの事業支援とはどんなもの?】
IoTとは「Internet of Things」の略でモノのインターネットとも呼ばれています。
身の回りにある周辺機器をインターネットに接続する技術で、外出中に自宅のテレビを消す、エアコンのスイッチを入れるといったことを実現しているのはIoTの技術です。
加古川市ではIoT導入スタートアップの支援としてIoT機器とその設置や導入にかかる費用を補助しています。
たとえばソフトウェア、外注費、委託費、リース契約時にかかる費用なども補助金の対象です。
補助金は上限10万円で、導入にかかった経費の2分の1が支給されます。
ただし、補助金の交付が確定する前に手配したものについては対象外となりますので、手配のタイミングに注意しましょう。
支援対象としているのは、市内に事業所がある製造業の中小企業です。
さらに設立から1年以上経過している企業に限ります。
補助金支給の条件として、市内にIoT設備を導入する事業所があること、IoT設備の導入により生産性が向上することなどが挙げられています。
また、補助金を申請したその年度内にIoT設備の設置が完了しなければいけません。
同年度内にこの補助金の交付を受けている場合は対象外となります。
申込みは随時募集されていますが、予算に達し次第終了となるので応募の際は事前に市役所に確認しましょう。
【加古川市でIoT導入スタートアップの事業支援!IoTのメリットとは】
製造業の企業が生産ラインにIoTを導入すると、ラインが過密になっていないか、待機しているラインや機器がないかを可視化できたりします。
遠方の工場や事業所にある機械の稼働状況をweb上で好きな時間にチェックでき、機器にトラブルが発生した際にその場にいなくても早急に検知できるのもメリットです。
また、製品の形状、色などを作業員が目視しているのであればIoTを導入しセンサーで自動チェックすることで品質検査にも役立ちます。
さらに人的ミスの減少、作業効率のアップ、コスト削減などにも効果があります。
ただし、万が一ネットワークが落ちてしまうと大きな影響が出る場合がありますので導入の際にはリスクマネジメントを行いましょう。
【まとめ】
IoTは品質や生産性を向上させることが可能な注目の技術です。
加古川市のIoT導入スタートアップへの事業支援を活用し、企業を成長させましょう。
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