貸し倉庫を個人名義で借りる場合に必要な連帯保証人について解説
2021.06.23
貸し倉庫を個人名義で借りる場合、個人が契約に対する責任を負うことになります。
そのため、連帯保証人をつけなければならない場合がほとんどです。
その際、連帯保証人が負う具体的な責任の内容や、連帯保証人を用意できない場合の対処法についてご紹介しましょう。
貸し倉庫を個人名義で借りる際に生じる連帯保証人の責任とは?
マンションやアパートなどの賃貸物件を個人で借りる場合、連帯保証人が必要になることはよく知られています。
貸し倉庫を借りる場合も同様で、個人名義で借りる際には、大抵は連帯保証人をつけることが求められます。
連帯保証人とは、貸し倉庫を借りた本人が賃料を支払えなくなったり、何らかのトラブルで倉庫を破損させてしまったりした場合などに、本人に代わってその責任を負う人のことです。
もちろん、契約した本人が契約違反をした場合は、連帯保証人が違約金を支払うことになるケースもあります。
つまり、貸し倉庫を借りた本人と同等の責任を持つことになるのが、連帯保証人なのです。
そのため、連帯保証人はある程度の経済力を持つ人でなければならず、もし家族が連帯保証人になる場合は、その家族が別の事業で安定した収入を得ていることを証明する必要があります。
貸し倉庫を個人名義で借りる際に連帯保証人がいない場合は?
連帯保証人は上記のように重い責任を負うことになるため、引き受けてくれる人が見つからない可能性も高いでしょう。
その場合は、連帯保証人がいない旨を不動産会社へ連絡し、どうすれば貸し倉庫の契約ができるのか相談することになります。
連帯保証人がいない状態で契約するには、事前に預ける保証金の金額を高くするか、保証会社に保証人の代わりを依頼することになるでしょう。
また、法人名義にするという選択肢もあります。
もともと多くの場合、貸し倉庫は事業用に使用されることを想定しているため、法人契約のほうがスムーズにいくケースが多いのです。
特に大きな理由がなければ、個人名義の契約ではなく法人名義にすることを検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
連帯保証人は大きな責任を負わなければならず、安定した収入があることが求められるため、誰に依頼するか慎重に考えることが大切です。
簡単には見つからない場合も多いため、その場合は不動産会社に相談してみるとよいでしょう。
保証人なしで貸し倉庫を借りられる方法がいくつかあるため、詳しく説明してくれるはずです。
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