賃貸倉庫を契約する際に知りたい準工業地域とは?確認方法も解説
2021.07.19
賃貸倉庫をお探しなら、用途地域が「準工業地域」に指定されている物件を選ぶのがおすすめです。
準工業地域にある物件は安心して借りられるため、賃貸倉庫を探している方に人気があります。
今回は、準工業地域とは何なのかを、その確認方法とともにご紹介しましょう。
賃貸倉庫を探すならチェックしたい「準工業地域」とは?
私たちが住んでいる地域は、自治体によって「用途地域」が決められています。
これは、計画的に街づくりができるように、「このエリアにはこんな建物を建てられる」「こんな建物は建てられない」ということを定めたものです。
用途地域は全部で12種類に分けられますが、そのなかで倉庫を建てられるエリアには「準工業地域」「工業地域」「工業専門地域」の3つがあります。
賃貸倉庫を探す際にもっともおすすめなのが、準工業地域にある物件です。
この地域で危険物を扱っていたり、著しく環境を悪化させたりする恐れがない限り、倉庫や工場以外にも、住宅・学校・病院・図書館など、多種多様な建物を建てられます。
そのため、「このような用途で倉庫を借りても大丈夫なのか?」と不安になる必要はないのです。
契約したい賃貸倉庫があるのが準工業地域かどうかの確認方法
賃貸契約を希望する倉庫があるエリアが、本当に準工業地域かどうかの確認方法をご紹介しましょう。
たとえ条件に合う倉庫が見つかったとしても、業種によってはその地域で営業できない場合もあるのです。
契約の段階になって「営業できない」といわれると慌ててしまうことになるため、事前に調べておきましょう。
用途地域が何になっているかを調べるには、自治体に確認する方法があります。
インターネットで「〇〇市 用途地域」などと入力して検索すれば、各自治体のホームページから都市計画の内容を確認できるのです。
もちろん役所に直接教えてもらうこともできるため、都市計画課に問い合わせてみましょう。
そのほか、倉庫業者のホームページに準工業地域の物件をまとめて掲載しているところもあるので、確認してみるのもおすすめです。
賃料などの詳細もまとめて閲覧できる場合が多いため、ぜひチェックしてみてください。
まとめ
準工業地域とは、賃貸倉庫の契約を検討している人にぜひチェックしてもらいたいエリアです。
できるだけスムーズに賃貸倉庫を契約できるよう、その場所が本当に準工業地域なのかをあらかじめ確認しておくとよいでしょう。
もちろん、不動産会社に業種を伝えて物件探しを依頼する方法もあります。
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