貸倉庫の坪単価の相場は?貸倉庫選びの注意点も解説!
2024.10.14
貸倉庫を選ぶ際のポイントは保管量を考慮して、広さと費用面を決めるといった点です。
また、地域ごとに坪単価の相場があり、それを把握しておけば賃料の目安にすることができます。
今回は、地域ごとで異なる貸倉庫の坪単価の相場に加えて、借りる際にかかる費用、貸倉庫を選ぶうえでの注意点についても解説します。
貸倉庫の坪単価の相場
貸倉庫の坪単価は、エリアや物件の種類、また規模により異なります。
平均的な坪単価は、品川区・大田区といった都心部で、1坪あたり6,200〜7,800円、大阪・京都・兵庫の関西圏では1坪あたり6,000~7,000円ほどです。
一方、地方や郊外では比較的低い相場となり、1坪あたり3,000円台で借りられる地域があります。
なお、具体的なイメージとしては、坪単価7,000円で60坪のスペースがある貸倉庫を借りる場合は 7,000円×60坪=420,000円 がひと月当たりの賃料となります。
貸倉庫を借りることでかかる費用
貸倉庫を借りることでかかる費用は大きく分けて、「賃料」「初期費用」「保証金」の3つです。
賃料については先述したように、坪単価と坪数をかけて計算が可能です。
また、初期費用は礼金、仲介手数料、前家賃などが必要です。
礼金は物件のオーナーに支払うお金で、1か月分が相場とされていますが、人気のある物件はそれ以上の礼金が必要なことがあります。
仲介手数料は、貸倉庫の仲介をおこなった不動産会社に支払う手数料で、賃料の1か月分が上限と定められています。
さらに、保証金も契約時に必要であり、契約期間終了時に一部または全額が返還されることが一般的です。
また、契約を結ぶときには、火災保険料その他の付随費用がかかることもあります。
総合的には、初期費用は家賃の5~8か月程度となることが多いようです。
貸倉庫を選ぶうえでの注意点
貸倉庫を選ぶ際には注意すべき点がいくつかありますが、賃料が極端に安い物件には注意が必要です。
相場と比較して極端に安いということは何か理由があるはずで、契約する前にその理由をしっかり確認しておきましょう。
たとえば、建物や設備が古く、修繕しなければ使えなかったり、駐車場のスペースが狭く大型車での搬出入ができなかったりといったことがあるかもしれません。
築年数が経っている場合は改修工事をすることもありますが、どの程度まで工事可能なのか、貸主の基準を確認しておくことが重要です。
まとめ
貸倉庫の坪単価はエリアによって異なりますが、一般的な目安を把握することが重要です。
契約時にかかる初期費用や保証金についても事前に確認し、予算内で計画を立てる必要があります。
また、賃料が極端に安い場合にはその理由を明確にし、改修工事ができる範囲も確認しておきましょう。
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