必見!工場における作業効率アップを実現する塗装や床材の工夫とは?
2019.11.09
工場といえば、製造業にかかせない存在です。
しかし、工場によって作られるものや加工されるもの、使用する機械はさまざまです。
作業効率をアップするためには、それぞれの工場に合った工夫が必要です。
実は工場内の塗装や床材への工夫も、作業効率アップに大きく関係してきます。
代表的な事例をまとめましたので、工場をお探しの際はぜひ参考にしてみてください。
【工場で作業効率をアップする工夫①:工場内の塗装】
ひとことで「工場」といっても、機械・食品・製薬・印刷など業種はさまざまです。
それぞれの特徴にあった塗装を工夫することで、掃除などがしやすくなって作業効率や安全性が向上します。
その結果、生産している製品の品質向上にもつながるのです。
まず機械の部品の製造や保守点検を行う工場では、油や洗浄剤を日常的に使用します。
そのため、耐油性や耐薬品性の高い塗料を使用します。
食品工場では、食品を加工するための熱湯や火をよく使いますので、耐熱性や耐火性に優れた塗料を使用します。
製薬工場においてはどこよりも清潔な環境が不可欠なため、粉塵や静電気の発生を防止する効果が高く、抗菌作用のある床材や塗料を使用します。
印刷工場では、ポスターやカタログやパネルなどを印刷する際に埃がインクに付着することで品質に大きく影響するため、埃の発生を防止する塗料を用いる傾向があります。
【工場で作業効率をアップする工夫②:工場の床材】
工場内は人の行き来が多く、重量のある機械を導入して動かすため、床にはコンクリートを用いて衝撃に対する耐久性を高めています。
このコンクリートに仕上げ材の塗料を直接塗装してある床材のことを「塗り床材」といいます。
塗り床材には「有機系床材」と「無機系床材」の2種類があり、こちらも作業効率を上げるために重要な工夫ポイントです。
有機系床材はコンクリートの上に合成樹脂系を塗装した床材です。
エポキシ樹脂、ウレタン樹脂など様々な種類がありますが、耐薬性が強いことが特徴です。
製薬工場や医療品関連工場で設置されているクリーンルームや精密機械工場、食品工場でよく使用されています。
一方、無機系床材は耐火性に優れており、紫外線にさらされても変色しないことが特徴です。
そのため、大型機械や製造ロボットなどが行き来する自動車などの機械製造工場や、火気が発生しやすい溶接工場で使用されています。
【まとめ】
工場における作業効率アップを実現する塗装や床材を、それぞれの特徴と一緒にご紹介しました。
生産する製品や作業環境に応じて、最適な塗装や床材を選び、作業効率が上がるよう工夫してみてください。
工場物件を借りたい・貸したいとお考えの方は、、貸し倉庫・貸し工場searchにお問い合わせください